荒尾ダービー(あらおダービー)は、荒尾競馬組合が荒尾競馬場のダート2000メートルで行われていた競馬の重賞(KJ3)競走。正式名称は「農林水産大臣賞典 荒尾ダービー」。正賞は、農林水産大臣賞、荒尾競馬組合管理者賞。
概要
創設は1975年だが、正式に回次が付されたのは翌年(1976年)の開催から。荒尾競馬場に所属するサラブレッド系3歳(旧4歳)馬にとっては、春の大目標としての性格が強いレースでもあったが、「九州競馬」として提携が行なわれることになった2000年からは九州地区交流競走、2008年からは四国・九州地区交流競走となり、九州ダービー栄城賞・九州菊花賞(のちにロータスクラウン賞に移行)へと連なる九州三冠の第一関門としての役割も担っていた。
交流競走となった翌年の2001年から2007年まで九州皐月賞の副題が付けられていたが、2008年の開催から従来の名称に戻された。
優勝馬には、九州ダービー栄城賞への優先出走権が与えられていた。
負担重量は定量で56kg、牝馬は54kgである。
賞金総額は140万円で、1着賞金100万円、2着賞金25万円、3着賞金10万円、4着賞金3万円、5着賞金2万円と定められていた。
歴代優勝馬
- 第6回まではダート1900m、第7回以降はダート2000m。
- 馬齢は2000年以前は旧表記を用いる。
脚注・出典
各回競走結果の出典