茶ノ木平(ちゃノきだいら)とは、栃木県日光市中宮祠の標高1,600mの山である。
中禅寺湖の東岸にもりあがった台形の山で標高1,618m[1]、中禅寺湖畔からは標高差330mである[2]。山頂には展望台や高山植物園が設置された[2]。
高山植物園
1964年(昭和39年)の1964年東京オリンピックを記念して約150種が植栽された高山植物園が開設された[1]。2003年(平成15年)4月1日に中禅寺温泉ロープウェイ廃止により、高山植物園もやむなく閉園となり自然に戻すこととなった[3]。ロープウェイ廃止後に建物やロープウェイの設備もすべて撤去され、「自然観察教育林」などの標識が建つのみになった[4]。
敷地面積約2ヘクタール、亜高山生の自然林を生かし、コマクサなどの高山植物や水芭蕉などの湿生植物まで、変化に富んだ約300種(一部自生)が植栽されていた。入園料は無料であった[5]。
茶ノ木平スキー場
- 植物園内に設置のスキー場。小規模で家族連れ向きであった[1]。
- 施設は、ロープトウ、休憩施設、宿泊施設があった[6]。
ハイキングコース
中禅寺温泉街から茶ノ木平へのコースがあるほか、茶ノ木平から明智平ロープウェイ山頂駅までのコース[7]や、栃木県道250号中宮祠足尾線(旧中禅寺湖スカイライン)と半月山へ抜けるコースがある[2]。
出典
座標: 北緯36度43分45.28秒 東経139度29分55.03秒 / 北緯36.7292444度 東経139.4986194度 / 36.7292444; 139.4986194