舞曲

舞曲(ぶきょく)は、舞踏リズムを取りやすくするなどのために使われる伴奏の音楽、あるいは、舞踏のリズムを取り入れた小規模な楽曲西洋音楽において、舞曲は単独の作品として作曲される場合と、大規模な作品の一部として使用される場合の2つのケースがある。なおバレエ音楽は舞踏のための伴奏音楽に違いないが、一般には舞曲に含めない。

大規模な作品のなかにおける舞曲

バロック時代においては、複数の舞曲を組み合わせて組曲とし、それをもってひとつの作品とするケースが多かった。また古典派交響曲では、第3楽章に舞曲(主にメヌエット)が使用されることが多かった。ロマン派以降の交響曲では、メヌエットはスケルツォに発展し、舞曲としての性格は弱まっていった。また、交響曲から舞曲を省略する例も多く見られるようになった。

舞曲の種類

主な作曲家と作品

関連項目