聖ゲオルギウス十字

セント・ジョージ・クロス(イングランドの国旗

聖ゲオルギウス十字(せいゲオルギウスじゅうじ)は白地に赤い十字聖ゲオルギオスの伝説にちなむものである。英語読みでセント・ジョージズ・クロスSaint George's Cross)とも呼ばれ、イングランドの国旗などに用いられている。赤色はゲオルギオスの血を意味する。

概要

聖ゲオルギオスの伝説は、ヨーロッパ一円に広まっており、各地でそれを元にした紋章が見られる。また、イギリスの影響を受けた旧植民地における紋章にも一部が組み込まれている場合がある。

イングランドの国旗は、13世紀に成立したものとされているが、その後イングランドがスコットランドアイルランドなどと合併したことに伴い、ユニオン・フラッグの一部となった。

南コーカサスにあるジョージア(グルジア)の国旗は、聖ゲオルギウス十字エルサレム十字の組み合わせとなっている。

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