『美食倶楽部バカゲー専科』(びしょくくらぶ バカゲーせんか)は、ゲーム雑誌『ユーズド・ゲームズ』(のちの『GAME SIDE』)の連載記事、およびそれを元とした単行本の名称。
同誌の対象である中古ゲームソフトの中から、バカゲーを取り上げて紹介する内容である。本項では、上記の記事・単行本両者について記述する。
『ユーズド・ゲームズ』連載記事
『ユーズド・ゲームズ』の創刊とともに連載開始。創刊号においては「バカゲーを美味しく食べよう!」という触れ込みで、特集記事の1つと位置づけられていた。
取り上げたタイトルごとに「グラフィック」「企画」「ゲーム性」「必要忍耐力」「総合バカゲー度」の5つの項目で並、上、特上の3段階(途中から「下」が加わり4段階)評価がつけられ、最後に「バカゲー道○段」と認定されるという形式だった。
その後の『ナイスゲームズ』では「バカゲー波止場」、『GAME SIDE』では「バカゲー専科DESTINY」と名前を変えて受け継がれ、断続的ながらも『GAME SIDE』休刊時まで続いた。
単行本
2010年時点でキルタイムコミュニケーションから1〜3巻が発売されている。表紙イラストはすべて斉藤智晴が担当した。
コンセプト
「この世にクソなゲームなど一つもない!」を合い言葉に、古今東西のコンピューターゲームを名作・奇作・怪作問わず、全てバカゲー的観点から語る内容である。連載されていたのが中古ゲーム専門の雑誌であったため、基本的に新作は扱わず、ひと世代前(出版当時はセガサターンやプレイステーション)以前のゲームソフトを対象としている。
取り上げられる作品の記事量には大きな差があり、そのゲームがバカであればあるほど記事の文章量も多い。
取り上げられた作品
美食倶楽部バカゲー専科
美食倶楽部バカゲー専科2
美食倶楽部バカゲー専科3
※以下は、RPGの各作品を魔法だけで攻略したレポート記事が掲載されている。
書誌情報
関連項目