罫線(けいせん、英: rule)とは、複数の項目を二次的に区切るのに用いる線状の組版材料である。
罫線の種類
罫線には罫線属性と呼ばれる太さや形状に由来する種別があり、各々が様々な目的で用いられる。
主な罫線を次に示す。
罫線
名称 |
名称の由来 |
図例 |
使用箇所の例 |
太さ
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表罫()
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活字の金属板を薄く削った表
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- 主要項目中の各欄の囲い
- 同一の表及び付表が複数部に跨る場合の最下段
- 本文と文書作成者表示との間の区切り
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太さ0.1 mm
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中細罫()
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主要項目の区分及び帳票の外枠
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0.2 mmから0.25 mm程度
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裏罫()
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活字の金属板を薄く削った裏
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0.45 mm
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星罫・リーダー罫
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- 一つの枠中での複数行の区切り
- 桁の位線
- 欄外への記入
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四分罫
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五号の4分の1の大きさ
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(原則用いない )
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0.9 mm
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二分罫
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五号の2分の1の大きさ
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1.8 mm
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子持ち罫
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破線罫・ミシン罫
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コンピュータにおける使用方法
テキストファイルにおいては罫線素片を使用する。
HTMLで使用する場合はtableタグを利用する。横罫のみの場合にはhrタグを利用する。
多くのワープロソフトにおいては罫線を引いたり、罫線のついた表を作成する機能が標準で付属している[要追加記述]。
表計算ソフトのセルの周囲などに、ひくことができる。
その他
元来、目のように卦けることから罫と呼ばれる[要出典]。
将棋や囲碁で使用される盤にある線を罫と呼ぶ[要出典]。
折り紙においては山折を一点鎖線または二点鎖線で、谷折を破線で表記することが多い。また、波線や点線を使用して切り取り線とすることが多い[疑問点 – ノート]。
脚注
注釈
出典
参考文献
- 実定法規
- 標準・規格
関連項目