『網走番外地』(あばしりばんがいち)は、小高雄二、浅丘ルリ子主演で、1959年に日活によって制作・公開された同名小説(伊藤一作)の映画版。モノクロ、シネマスコープ。
本作は伊藤一の原作に忠実な脚本となっており、高倉健主演の網走番外地シリーズとは趣を異にする純愛物語となっている。
ストーリー
ヤクザの石塚はケガの手当を受けた医師の養女・みち子と愛し合うようになるが、傷害罪で逮捕され、最果ての網走刑務所に送られる。みち子は親の反対を押し切って石塚と結婚し、看護婦をしながら彼の出所を待ち、石塚はみち子の手紙に励まされて更生して出所する。
キャスト
スタッフ
- 監督:松尾昭典
- 原作:伊藤一
- 企画:水の江滝子
- 脚色:松尾昭典、柏木和彦
- 音楽:真鍋理一郎
- 撮影:永塚一栄
- 照明:高橋勇
- 編集:辻井正則
- 美術:千葉一彦
- 録音:中村敏夫
- 製作主任:森山幸晴
- 助監督:浦山桐郎
- 製作:日活
外部リンク