『第3逃亡者』(だいさんとうぼうしゃ、Young and Innocent)は1937年のイギリスのサスペンス映画。
監督はアルフレッド・ヒッチコック、出演はデリック・デ・マーニー(英語版)とノヴァ・ピルビーム(英語版)など。
ジョセフィン・テイの1936年の長編推理小説『ロウソクのために一シリングを』を映画化した作品である。
アメリカ合衆国での初公開時には『The Girl Was Young』のタイトルで一部のシーンが削除されている[1]。
ストーリー
映画女優クリスティンの死体を偶然発見した青年ロバートは、殺人犯と誤解されて逮捕されてしまうが逃亡、警察に追われながらも、警察署長の娘エリカの助けを借りながら真犯人を探し出して自らの潔白を証明しようと奮闘する[2]。
キャスト
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、18件の評論の全てが高く評価しており、平均して10点満点中7.62点を得ている[3]。
最大の見どころとして、後半のクライマックスシーンにおけるクレーンを使った大がかりな移動撮影を通じて真犯人の居場所を観客にだけ先に明示してみせるワンシーン・ワンカットが挙げられている[2]。
ヒッチコックの登場シーン
開始15分ほどの裁判所前のシーンでカメラを抱えている[4]。
出典
外部リンク
英語版ウィキクォートに本記事に関連した引用句集があります。