第111師団(だいひゃくじゅういちしだん)は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。
太平洋戦争中期以降、多くの師団が満洲から南方に転用されたため、1944年(昭和19年)7月、綏陽において第9独立守備隊と南方に転用となった部隊の残留者により第111師団が編成され第3軍に編入。編成後、満洲東部の警備と治安維持に当る。
1945年(昭和20年)4月、満洲から朝鮮半島南部に転用され、第17方面軍隷下となり、第58軍が新設されると、その指揮下に編入された。同年5月、済州島に移動し、連合国軍の上陸に備えて防禦陣地の構築などを行っていたが、戦闘を交えることなく終戦を迎えた。
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