第11軍団(だい11ぐんだん、ロシア語: 11-й армейский корпус)は、ロシア海軍の軍団。レニングラード軍管区隷下。
概要
本部はカリーニングラード州のグセフに置かれる[1]。
2016年4月1日にバルチック艦隊の西部軍管区におけるロシア海軍沿岸部隊(英語版、ロシア語版)として結成され、カリーニングラード州から活動する。初代司令官はユーリ・ヤロヴィツキー(ロシア語版)[1]。
2021年2月1日、ソヴィェツク(1946年まではティルジット)において第75親衛自動車化狙撃連隊(かつては第40親衛戦車師団の一部)の復活が報道された[2]。この新たな連隊は、新たに結成される第11軍団の自動車化狙撃師団の一部を形成することになると報道された。ソヴィェツクはリトアニアとの国境のネマン川の河岸に位置し、ロシアの主要部分との国境への最短の陸路が始まる場所である。
2022年2月24日の後、第11軍団は2022年ロシアのウクライナ侵攻に身を投じた。2022年10月26日、ロイターは、イワン・ポポフ大佐指揮下の第11軍団別働隊の敗北と撤退、9月6日-8日のウクライナによるハルキウ州東部の反攻後にバラクリヤの基地に残されていた数千もの文書に関する特別記事を公開した[3]。
2022年10月、アメリカ人従軍記者デイヴィッド・アックス(英語版)は、第11軍団が2022年ロシアのウクライナ侵攻中に壊滅し、「以前の戦力のほんの一部でも回復するためには、ほぼ確実に、休養、再装備、徴兵に何カ月もかかるだろう」と主張した[4]。
2024年4月、西部軍管区の解隊に伴い、レニングラード軍管区隷下に配属された[5]。
編制
司令官
脚注
出典