竹林寺 (東広島市)

竹林寺
所在地 広島県東広島市河内町入野3103番地
位置 北緯34度27分34秒 東経132度52分29秒 / 北緯34.459306度 東経132.874778度 / 34.459306; 132.874778座標: 北緯34度27分34秒 東経132度52分29秒 / 北緯34.459306度 東経132.874778度 / 34.459306; 132.874778
山号 篁山
宗派 真言宗御室派
本尊 千手観音菩薩
創建年 天平2年(730年
開基 伝・行基
中興年 天文14年(1545年
中興 平賀興貞
札所等 広島新四国八十八ヶ所霊場第40番
文化財 本堂ほか
法人番号 9240005003882 ウィキデータを編集
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竹林寺(ちくりんじ)は、広島県東広島市河内町入野にある真言宗御室派寺院

沿革・歴史

縁起によれば、天平2年(730年)に行基によって建立され、その際に山上のの樹で千手観音を刻んで本尊として桜山花王寺と号したとされる。後に現在の山寺号に改められた。縁起は当地と縁があるとされる小野篁とやや強引に結び付けられていて矛盾点もあるが、応安4年(1371年)に今川了俊が竹林寺を小野篁の故郷とする伝聞を書き残すなど、後世に影響が見られる。

天文14年(1545年)にこの寺の子院である乾蔵坊の僧、もしくは平賀氏当主で僧籍に入った平賀興貞によって再興されたが、慶長5年(1600年)に毛利輝元に代わって福島正則が安芸国の領主となった。正則は寺院統制を行い、竹林寺は寺領を召し上げられて衰退した。

境内・環境

境内には本堂、護摩堂、鐘楼や北側からの参道もある。かつては多くの子院があったが、今は小堂などを残すのみである。また、三重塔が東京都椿山荘へ移されている。本堂南西の鐘楼付近からは西条盆地沼田川河口、瀬戸内海が見える。

文化財

本堂

重要文化財(国指定)

広島県重要文化財

東広島市重要文化財

  • 写本紙本著色竹林寺縁起絵巻[1]
  • 仏堂[1]
  • 竹林寺縁起絵軸[1]
  • 竹林寺龍虎の間襖絵[1]
  • 竹林寺石造物[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 東広島市内指定文化財等一覧 東広島市 2024年8月30日閲覧。
  2. ^ 竹林寺 東広島市観光協会 2024年8月30日閲覧。

外部リンク

関連項目