種市 一正(たねいち かずまさ、1941年(昭和16年)6月15日[2] - )は、日本の政治家。元青森県三沢市長(3期)。
来歴
青森県三沢市出身。1960年(昭和35年)3月、青森県立三本木農業高等学校卒業。卒業と同時に当時防衛庁長官の職にあった赤城宗徳(旧茨城3区)の書生となる。茨城県の養豚・椎茸栽培を学ぶ[3]。1979年(昭和54年)2月、青森農業協同組合青年部協議会の委員長に就任。
2002年(平成16年)7月25日、全国農業協同組合連合会(JA全農)経営管理委員会の副会長に就任[4]。2004年(平成18年)7月29日、同経営管理委員会の会長に就任[5]。
2005年(平成19年)7月29日、全農秋田県本部などのコメ不正取引問題にかかる責任をとって、JA全農会長を辞任[6][7]。
2007年(平成19年)5月1日、三沢市長の鈴木重令が肺炎と消化管出血のため死去。これに伴って6月に行われた市長選挙に鈴木の後援会長だった種市は立候補。無投票で初当選する。
2011年(平成23年)、無投票で再選。
2015年(平成27年)6月17日に行われた市長選挙には、種市とともに前市長の長男の鈴木重正が出馬。互いに自民党の推薦を獲得せんとするも決着はつかず、苦慮した党県連は自主投票とした[8]。鈴木との接戦を制し3選(種市:12,582票、鈴木:10,194票)[9]。
2020年(令和2年)、旭日小綬章受章[10]。
2018年(平成30年)11月30日、翌年の市長選に出馬しないことを表明。あわせて自民党県議の小桧山吉紀を後継指名した[11]。
脚注
外部リンク