稚野 鳥子(ちや とりこ、8月25日[2] - )は、日本の漫画家[1]。血液型はO型[2]。代表作は『天国の花』[1]、『クローバー』など[1]。
来歴
1984年女子美術短期大学(現・女子美術大学短期大学部)卒業後、ホテルグループOLを経て、1987年に『ぶ〜け』(集英社)まんが家養成コース長編部門第2席。その後『ぶ〜け』1988年11月号に掲載された「半透明のトビラ」で漫画家デビュー[2]。
『ぶ〜け』『コーラス』『Cocohana』(いずれも集英社)や『Kiss』(講談社) などで活動。
1997年から連載の『クローバー』は、ホテル会社に勤めるOLを主人公としており、自身の経験が反映された作品。同作連載中に利き手を痛め長期休載した。2014年11月1日、実写映画が公開された。
2014年9月から『Cocohana』にて「家族スイッチ」[注釈 1]と「クローバー trèfle」を、『Kiss』にて「東京アリス」をそれぞれ連載した。
2021年5月から『オフィスユー』にて「星屑アンティーク」を[3]、2023年7月から『モーニング』にて「箱庭モンスター 〜少女漫画家、ときどき紙袋〜」を連載中[4]。
作品リスト
- 団地階段会談
- MIRACLE - 単行本全4巻
- 薔薇柄の欲しい年頃
- わたしの一番好きな人
- 天使に聞いて - 単行本全4巻、文庫版全2巻
- 天国の花 - 単行本全6巻、文庫版全4巻
- クローバー(1995年 - 2010年、『ぶ〜け』・『Cookie』・『コーラス』、集英社)- 単行本全24巻、文庫版全13巻
- クローバー trèfle(2012年 - 2019年、『Cocohana』、集英社)単行本全10巻
- クローバーmelodie(2021年[5] - 、集英社)単行本既刊3巻
- 東京アリス(2005年 - 2015年、『Kiss』、講談社)- 単行本全15巻
- 家族スイッチ(2010年 - 休載中、『コーラス』→『Cocohana』)- 単行本既刊4巻
- 月と指先の間(2015年 - 2018年、『Kiss』[6]) - 単行本全4巻
- 東京アリスgirly(2017年 - 2020年、『Kiss』、講談社)- 単行本全3巻
- 星屑アンティーク(2021年 - 2023年、『オフィスユー』2021年7月号[3] - 2023年9月号[7]、集英社)- 単行本既刊1巻
- 箱庭モンスター 〜少女漫画家、ときどき紙袋〜(2023年 - 2024年、『モーニング』2023年34号[4] - 2025年1号[8]、講談社)- 単行本既刊4巻
その他
- ちやとり図鑑(イメージアルバム)
- アニバーサリー 〜デビュー25周年記念出版〜(イラスト集、河出書房新社)
- UHA坊や(UHA味覚糖のシンボルキャラクター)のキャラクターデザイン[9]
脚注
注釈
出典
外部リンク