秋田県県民栄誉章(あきたけんけんみんえいよしょう)は、スポーツ、文化等の分野での業績が顕著であるとともに、広く県民に敬愛され、社会に明るい希望を与え、秋田県の名を高めた人物・団体に対して、その栄誉をたたえ、県民の「郷土意識」を高めるために与えられる。受章者には、杉の木とふきの葉を図案化したメダルが贈られる。
一部報道では「秋田県民栄誉賞」とも表記されるが[1]、正式名称は「秋田県県民栄誉章」である。
基本はスポーツ選手が多く、芸能人や政治家や学校部活受賞の監督や部長の教員以外の公務員・官僚、学者などは受賞実績がない。
また、追贈制度[2]や複数受賞制度[3]はない。
歴代受章者
2024年10月の志田千陽を含めると20個人4団体が顕彰されている[4]。
脚注
- ^ “豪風に秋田県民栄誉賞「想像していなかった」”. 日刊スポーツ新聞社 (2016年8月16日). 2018年10月23日閲覧。
- ^ 複数の金メダルを獲得した小野喬、秋田県唯一の横綱照国、1999年の能代工業と同クラスの多数優勝をした秋田工業高校ラグビー部、秋田商業高校サッカー部、2018年の金農と同クラスに該当する第一回夏の甲子園準優勝の秋田中学野球部、第34回全国高校駅伝準優勝の秋田中央高校陸上部、第二回春高バレー準優勝の角館南高校女子バレーボール部などは制定前なので受賞をしていない。
- ^ 宮城県の羽生結弦、三重県の吉田沙保里など2回以上の受賞可能なルール。
第一号受賞である落合は2000年代に中日の監督として4度のリーグ優勝を成し遂げたが、監督実績での受賞はまだ行われていない。
- ^ 佐々木翔吾、進藤麻斗、高橋秀明「パリ五輪銅 志田選手に県民栄誉賞 八郎潟町で凱旋パレード」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2024年10月25日、1面。
- ^ a b c 佐々木翔吾、進藤麻斗「志田選手 県民栄誉賞 応援に感謝「また頑張る」」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2024年10月25日、29面。
外部リンク