福山2歳優駿(ふくやまにさいゆうしゅん)は福山市競馬事務局が福山競馬場のダート1250mで施行していた競馬の重賞競走(平地競走)である。
農林水産省が賞を提供しており、正式名称は「農林水産大臣賞典 福山2歳優駿」と表記される。
正賞は農林水産大臣賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞。
概要
2008年にサラブレッド系2歳の馬齢重量の重賞競走「福山2歳優駿」として創設で、創設当初は「開設記念 福山2歳優駿」という名称で9月に開催。それまでサラブレッド系2歳の重賞競走は2006年では「ヤングヒーロー」、2007年では「ヤングチャンピオン」しかなかった。
2009年から未来優駿シリーズに選定、それに合わせて施行時期を9月から10月に変更され、更に福山・高知(中国・四国)地区交流競走として施行、高知所属の競走馬が出走可能となった。2010年からは「農林水産大臣賞」の副賞が付く様になり、名称を「農林水産大臣賞典 福山2歳優駿」に変更された。
負担重量は創設当初から2009年までは馬齢重量、2010年から定量で54キロ、牝馬は53キロである。
賞金総額は350万円で、1着賞金250万円、2着賞金57万5000円、3着賞金22万5000円、4着賞金12万5000円、5着賞金7万5000円と定められている。
歴史
- 2008年 - 福山競馬場のダート1250mのサラブレッド系2歳の中国所属馬限定の馬齢重量の重賞競走「福山2歳優駿」として創設。創設当初は「開設記念 福山2歳優駿」で施行。
- 2009年
- 施行時期を9月から10月に変更。
- 未来優駿シリーズに選定。
- この年から福山・高知(中国・四国)地区交流競走として施行、出走条件を「サラブレッド系2歳の中国・四国所属馬」に変更。
- 1着賞金が60万円から250万円に増額。
- 2010年
- 負担重量を「馬齢重量」から「定量」に変更。
- 名称を「農林水産大臣賞典 福山2歳優駿」に変更。
- 2012年 - 佐原秀泰が騎手として初の連覇。
歴代優勝馬