石原 大助(いしはら だいすけ、1971年12月9日 - )は、山梨県出身の元サッカー選手、地方公務員。ポジションはディフェンダー。史上初の公務員兼プロサッカー選手。
来歴
山梨県立甲府東高等学校、日本体育大学を経て1994年にジャパンフットボールリーグの甲府サッカークラブ(現在のJリーグのヴァンフォーレ甲府)に入団。その一方で地元の竜王町役場の職員として勤務していた。このため、公務員のサッカー選手として知られていた。
ヴァンフォーレ甲府のJリーグ参入後もアマチュア契約でチームに留まったことから[2]、公務員初のJリーグプレイヤーとなり、1999年に36試合、2000年には29試合に出場して4得点を挙げている。2001年には他選手が全員プロ契約を結んだことからチーム唯一のアマチュア契約選手になった[3] が17試合の出場に留まり、同年引退。
引退後も地方公務員として勤務を継続。2004年に中巨摩郡竜王町が同郡敷島町および北巨摩郡双葉町と合併して甲斐市が発足したことにより、現在は甲斐市役所の職員となっている。
所属クラブ
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
1994 |
甲府ク |
|
旧JFL |
27 |
2 |
- |
2 |
0 |
29 |
2
|
1995 |
甲府 |
5 |
29 |
0 |
- |
- |
29 |
0
|
1996 |
23 |
0 |
- |
0 |
0 |
23 |
0
|
1997 |
24 |
0 |
- |
3 |
0 |
27 |
0
|
1998 |
28 |
0 |
- |
3 |
0 |
31 |
0
|
1999 |
J2 |
36 |
0 |
2 |
0 |
1 |
0 |
39 |
0
|
2000 |
29 |
4 |
0 |
0 |
3 |
0 |
32 |
4
|
2001 |
17 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
20 |
0
|
通算 |
日本 |
J2
|
82 |
4 |
2 |
0 |
7 |
0 |
91 |
4
|
通算 |
日本 |
旧JFL
|
131 |
2 |
- |
8 |
0 |
139 |
2
|
総通算
|
213 |
6 |
2 |
0 |
15 |
0 |
230 |
6
|
脚注
- ^ a b 『J.LEAGUE Official Fans' Guide 2001』p186
- ^ 石原以外にもアマチュア契約の選手が数人いた。
- ^ 上記の通り地方自治体の職員として勤務していたため、プロ契約を結ぶと公務員法により退職しなければならなかった。
参考文献
関連項目
外部リンク