矢嶋 哲生(やじま てつお、1985年8月10日[1] - )は、日本の男性アニメーション演出家、アニメ監督。千葉県出身[1]。
経歴・人物
東京デザイナー学院を卒業後、アニメ制作会社のベガエンタテイメントにアニメーター(動画マン)として入社[1]。元々演出家志望であり、入社1年後頃に演出家へと転向[1]し、ベガエンタテイメントがグロス請けを行っている『ドラえもん』やマッドハウス制作作品で各話の演出を担当するようになる。
その後、26歳頃よりオー・エル・エムで仕事をするようになり[1]、ポケットモンスターシリーズには『ポケットモンスター ベストウイッシュ』より参加。『ポケットモンスター XY』では前作監督の須藤典彦から引継ぎ、28歳で監督デビューを果たす[2](小黒祐一郎によるインタビュー記事では「『XY』の時はおいくつだったんですか」という質問に対し、「作り始めてすぐにシナリオ会議だったんですけど、その時に27歳ぐらいでしたね」と回答している[1])。劇場版でも『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』(2018年)と『劇場版ポケットモンスター ココ』(2020年)では湯山邦彦に代わって監督を務めている。
画面に意味のある演出が好きで、『ポケットモンスター XY』では演出として花言葉を入れていた[1]。また、奥行きを斜めに撮る、広角目の定点カメラの視点[1](広角L/O)を好む[3]。
監督作で、自ら原画を手掛ける事も少なくない。『ポケモンゲット☆TV』では2015年のお年玉プレゼントとしてサトシとピカチュウのイラストを描き下ろした[注釈 1]。
参加作品
テレビアニメ
劇場アニメ
その他
発売年 |
タイトル |
役職
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2008年 |
ドラえもんといっしょ うたってあいうえお |
演出
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ドラえもんといっしょ ドラミちゃんとできるかな
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脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク