矢作 嘉章(やはぎ よしあき)は、日本の知的財産学者。大阪工業大学知的財産専門職大学院元教授。工学博士(ロンドン大学ICL)。日本ライセンス協会2009理事。元豊田中央研究所知的財産部長[1]。
専門は、グローバル知的財産経営戦略・技術経営(MOT)/ 技術マネジメント(特にFintech・ブロックチェーン分野)[2][3]、知的財産管理(IPマネジメント・ライセンス等)・特許情報・知的財産情報システム。
略歴
東京工業大学大学院修士課程修了。1979年ロンドン大学インペリアルカレッジ(ICL)博士課程修了、工学博士。2003年豊田中央研究所知的財産部長に就任[4]。その後、同社主席研究員や全豊田知的財産連絡会(知的財産部長会)副議長なども歴任。2013年大阪工業大学大学院知的財産研究科(知的財産専門職大学院)に着任。2014年同大学院教授就任。2020年大阪工業大学退官。
大阪工業大学知的財産専門職大学院において、グローバル知的財産経営戦略の教育に貢献した。同大学退官後は、大和大学政治経済学部経済経営学科教授も務めた。
主な所属学会は、日本知財学会[5]、日本ライセンス協会。主な著書は、特許の棚卸しと権利化戦略(分担執筆、技術情報協会2017、学術書)。
グローバル知的財産経営戦略の対外啓蒙活動として、大阪府工業協会主催(近畿経済産業局後援)「2012知的財産研究会プレセミナー」(テーマ:トヨタから見た知的財産マネジメント)での講演[4]、大阪工業大学知財会主催の社会人向け公開授業「現代知的財産制度特論2012」で講師を務めた[6]。
出典