田代山 (帝釈山脈)
田代山(たしろやま)は、帝釈山脈にある標高1,971mの山。山頂は福島県南会津郡南会津町に位置するが、山体は南会津町と栃木県日光市にまたがる。尾瀬国立公園の一部をなす[1]。 概要広大で平坦な頂上部に田代山湿原が広がり、尾瀬国立公園の特別保護地区に指定されている。高山植物が豊富で、キンコウカ・イワカガミ・タテヤマリンドウ・ヒメシャクナゲ・モウセンゴケなどが見られるほか、帝釈山に至る登山道沿いにはオサバグサが群生する。 頂上部にある湿原の北東端、標高1,926.3mの地点に三等三角点「田代山」があり、そのために田代山自体の標高が1,926mとされることもあるが、最高地点の標高は1,971mである[2]。 山頂には休憩所、トイレ、避難小屋がある[1]。田代山避難小屋は弘法大師堂とも呼ばれ、弘法大師坐像が祀られている。 登山ルート周辺の山小屋近隣の山脚注画像集関連項目外部リンクInformation related to 田代山 (帝釈山脈) |