瑞興郡(ソフンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国黄海北道に属する郡。
地理
黄海北道の中部に位置する。
行政区域
1邑・20里で構成される。
- 瑞興邑(ソフンウプ)
- 加倉里(カチャンニ)
- 巨門里(コムンニ)
- 古城里(コソンニ)
- 金陵里(クムヌンニ)
- 南漢里(ナマンニ)
- 大坪里(テピョンニ)
- 洛村里(ラクチョンニ)
- 文武里(ムンムリ)
- 白岩里(ペガムニ)
- 泛雁里(ポマンニ)
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- 鳳下里(ポンハリ)
- 松月里(ソンウォルリ)
- 新塘里(シンダンニ)
- 陽射里(ヤンサリ)
- 陽岩里(ヤンアムニ)
- 雲川里(ウンチョンニ)
- 自作里(チャジャンニ)
- 青浦里(チョンポリ)
- 花谷里(ファゴンニ)
- 花峯里(ファボンニ)
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歴史
日本統治時代の黄海道瑞興郡は12面から構成されていた。
1952年12月に、北朝鮮の行政区画再編に伴い、瑞興郡(1邑23里)が再構成された。
年表
この節の出典[1]
- 1914年4月1日 - 郡面併合により、黄海道瑞興郡に以下の面が成立。(12面)
- 九圃面・道面・龍坪面・内徳面・東部面・木甘面・梅陽面・中部面・禾回面・栗里面・細坪面・所沙面
- 1929年 - 中部面が瑞興面に改称。(12面)
- 1943年10月1日 - 東部面・禾回面が合併し、新幕邑が発足。(1邑10面)
- 1947年 - 新幕邑が新幕面に降格。(11面)
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、瑞興郡新幕面・梅陽面・龍坪面・栗里面・瑞興面および木甘面・九圃面の各一部地域をもって、瑞興郡を設置。瑞興郡に以下の邑・里が成立。(1邑23里)
- 瑞興邑・新塘里・加倉里・青浦里・大坪里・古城里・松月里・花峯里・白岩里・泛雁里・鳳下里・自作里・金陵里・雲川里・唐峴里・巨門里・泉谷里・大成里・南漢里・三川里・文武里・新幕里・洛村里・水曲里
- 1953年 - 白岩里の一部が泛雁里に編入。(1邑23里)
- 1954年10月 - 黄海道の分割により、黄海北道瑞興郡となる。(1邑24里)
- 1956年 - 大成里が新幕里・巨門里に分割編入。(1邑23里)
- 1958年6月 (1邑24里)
- 瑞興邑が花谷里に降格。
- 新幕里に平山郡物開里の一部を編入させ、瑞興邑が発足。
- 平山郡陽岩里を編入。
- 1963年 - 花峯里の一部が大坪里に編入。(1邑24里)
- 1967年 - 新塘里の一部が雲川里に編入。(1邑24里)
- 1974年 - 泉谷里が南漢里・青浦里に分割編入。(1邑23里)
- 1981年 - 唐峴里が恩情里に改称。(1邑23里)
- 1989年 (1邑20里)
- 恩情里および三川里・水曲里の各一部が鳳山郡に編入。
- 三川里の残部が文武里に編入。
- 水曲里の残部が泛雁里に編入。
交通
鉄道
高速道路
脚注
外部リンク