片木篤(かたき あつし、1954年5月12日- )は、日本の建築史学者、名古屋大学名誉教授。
略歴
大阪府生まれ[1]。1977年東京大学工学部建築学科卒、87年同大学院博士課程修了、「エドウィン・ラッチェンス研究 住宅における軸構成の分析」で工学博士の学位を取得。プリンストン大学建築学修士課程修了。京都精華大学助教授、名古屋大学工学部助教授をへて、環境学研究科教授[2]。英国建築史が専門。
著書
- 『イギリスの郊外住宅 中流階級のユートピア』住まい学大系 住まいの図書館出版局 1987
- 『イギリスのカントリーハウス』(建築巡礼) 丸善 1988
- 『英国木造建築の美』武田雄二写真 グラフィック社 1994
- 『テクノスケープ 都市基盤の技術とデザイン』鹿島出版会 1995
- 『アーツ・アンド・クラフツの建築』SD選書 鹿島出版会 2006
- 『オリンピック・シティ東京 1940・1964』河出ブックス 河出書房新社 2010
- 『イギリスの産業遺産』増田彰久写真 柏書房 2017
- 『チョコレート・タウン 〈食〉が拓いた近代都市』名古屋大学出版会 2023
共編著
翻訳
- マンフレッド・タフーリ, フランチェスコ・ダル・コ 『図説世界建築史 第15-16巻 近代建築』本の友社 2002-03
- バリー・シェルトン『日本の都市から学ぶこと 西洋から見た日本の都市デザイン』鹿島出版会 2014
論文
脚注
外部リンク