熊野石蔵美術館(くまのいしぐらびじゅつかん)は、三重県熊野市にある個人美術館である。
概要
田垣内友吉の作品のほか、中川一政の作品や明治時代以降の民具などを収蔵展示[1]。友吉の孫、田垣内康夫が2001年(平成13年)に開館、館長を務める。見学には予約が必要[1]。建物は石造りの蔵を改装したもので、築100年以上たっており、2002年(平成14年)には国の登録有形文化財に登録されている[1]。登録名称は田垣内家住宅石蔵(たがいとけじゅうたくいしぐら)[2]。
- 開館時間:9:00 - 17:00
- 開館日:土・日曜日、祝祭日(要電話予約)
- 入館料:無料
田垣内家住宅石蔵
美術館の登録文化財としての名称。地上2階建て、1辺5m四方と小ぶりながら、石造りで重厚感がある[3]。正確な建築年代は不明であるが、明治時代初期の建築とされ、石には地元産の「熊野花崗岩」を使用する[3]。三重県に甚大な被害をもたらした1944年(昭和19年)の東南海地震でもひび1つ入らなかった丈夫な建物である[3]。
1階が生活道具など、2階が田垣内友吉や中川一政の作品の展示スペースとなっている[4]。
アクセス
参考文献
関連項目
外部リンク