熊本大学医療技術短期大学部

熊本大学医療技術短期大学部
大学設置 1977年
創立 1949年
廃止 2007年
学校種別 国立
設置者 国立大学法人熊本大学
本部所在地 熊本県熊本市九品寺4-24-1
学部 看護学科
衛生技術学科
診療放射線技術学科
研究科 助産学特別専攻
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熊本大学医療技術短期大学部(くまもとだいがくいりょうぎじゅつたんきだいがくぶ、英語: Kumamoto University College of Medical Science)は、熊本県熊本市九品寺4-24-1に本部を置いていた日本国立大学である。1977年に設置され、2007年に廃止された。大学の略称は熊大医短。学生募集は2003年度まで。2004年度より熊本大学医学部保健学科の設置により短期大学は学生募集を停止し、2007年3月31日廃止[1]

概要

大学全体

  • 熊本大学医療技術短期大学部は1977年、熊本大学医学部に併設された日本国立短期大学。3つの学科を擁していた。

教育および研究

  • 熊本大学医療技術短期大学部は医療技術者の養成に力をいれており、附属病院での臨床実習も取り入れられていた。

学風および特色

  • 熊本大学医療技術短期大学部は医学部に併設されていた関係上、両者同士の交流が盛んだった様子がうかがえる。
  • 教員は医学部との兼任者が多いものとなっていた。
  • アメリカでのスタディーツアーがあった。

沿革

前身
  • 1949年(昭和24年)5月31日 - 新制熊本大学の発足により、熊本大学医学部附属厚生女学部が設置。
  • 1951年(昭和26年)4月1日 - 附属厚生女学部を廃止し、「附属看護学校」を設置。
  • 1952年(昭和27年)4月1日 - 附属看護学校に助産婦養成科を設置。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 附属看護学校助産婦養成科を廃止し、「附属助産婦学校」を設置。
  • 1964年(昭和39年)4月1日 - 附属衛生検査技師学校を設置。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 附属診療エックス線技師学校を設置。
  • 1969年(昭和44年)4月1日 - 附属診療エックス線技師学校を「附属診療放射線技師学校」に改称。
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 附属衛生検査技師学校を「附属臨床検査技師学校」に改称。
医療技術短期大学部
  • 1976年(昭和51年)10月1日 - 医療技術短期大学部を設置。「看護学科」[2]、「衛生技術学科」[3]の2学科を開設。
  • 1978年(昭和53年)4月1日 - 医療技術短期大学部に「診療放射線技術学科」[4]を開設。
  • 1979年(昭和54年)3月31日 - 附属看護学校と附属臨床検査技師学校が廃止。
  • 1980年(昭和55年)
    • 3月31日 - 附属助産婦学校と附属診療放射線技師学校が廃止。
    • 4月1日 - 専攻科助産学特別専攻を設置。
  • 1998年平成10年)- 専攻科が大学評価・学位授与機構に認定。
  • 2003年(平成15年)
    • 4月 - この時の入学生を最後に募集を終了。
    • 10月 - 教育学部特別教科(看護)教員養成課程[5]と医療技術短期大学部を改組し、医学部保健学科を設置。
  • 2007年(平成19年)3月31日 - 医療技術短期大学部を廃止[1]

基礎データ

所在地

  • 熊本県熊本市九品寺4-24-1

教育および研究

組織

学科

  • 看護学科
  • 衛生技術学科
  • 診療放射線技術学科

専攻科

別科

  • なし

取得資格について

資格

学生生活

部活動・クラブ活動・サークル活動

  • 熊本大学医療技術短期大学部で活動していたクラブ活動:大半が専門職を目指す学生だったので、学業に忙しい日々を送っていたようだが、クラブ活動にも励む学生も少なからずいた。

大学関係者と組織

大学関係者一覧

大学関係者

歴代学長

施設

キャンパス

  • 設備:短大独自の校舎があった。

対外関係

系列校

卒業後の進路について

就職について

編入学・進学実績

  • 看護学科卒業生は、熊本大学医療技術短期大学部専攻科や熊本大学養護教諭特別別科のほか看護系大学などに進学していた。

関連項目

関連サイト

参考文献

脚注

  1. ^ a b 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』245頁より。
  2. ^ 在学者数 女子74名
  3. ^ 在学者数 74名(うち男子2名)
  4. ^ 在学者数 40名(うち女子7名)
  5. ^ 1966年(昭和41年)4月に設置。