炭化ベリリウム(たんかベリリウム、Beryllium carbide、Be2C)は、金属炭化物の一種である。ダイヤモンドに似た構造を持ち、非常に固い[1]。
合成
炭化ベリリウムは、ベリリウムと炭素を900°C以上の高温で加熱することで合成できる。また、1,500°C以上の温度で、炭素存在下で酸化ベリリウムを還元することによっても得られる。
炭化ベリリウムは、水中で非常にゆっくりと分解する。
鉱酸中では、メタンを生成し、分解速度が速まる。
熱濃アルカリ中でも、メタンを生成して分解速度が速まる。
用途
原子炉の材料候補にあげられることがある。
脚注
外部リンク