溝橋 秀吉(みぞはし ひでよし、1957年5月28日 - )は、兵庫県出身の元騎手。
来歴
1979年3月に栗東・内藤繁春厩舎からデビューし、同3日の阪神第5競走障害5歳以上400万下・スピードバンダで初騎乗初勝利[1]を達成。同日は栗田伸一も達成しており、1976年の津曲幸夫、1977年の大塚栄三郎、1978年の高市圭二・田原成貴に続いて3年連続での達成となり、1日2人は2年連続となった[2]。
3年目の1981年には京都大障害(秋)でロックペトロスに騎乗し、小島貞博のキングスポイントをアタマ差制して[3]自身唯一の重賞勝利[4]を挙げた。
1986年には9月27日の阪神で自身初の1日2勝[5]を挙げ、自身初の2桁となる11勝[6]をマークし、1989年まで4年連続2桁勝利[6]を記録。
1987年には9月19日・20日の阪神で初の2日連続勝利[5]を挙げ、自己最多の13勝[6]をマーク。
1988年には10月30日の京都第4競走4歳以上400万下でデビュー戦のダイユウサクに騎乗したが[7] [8]、勝ち馬に13秒遅れたタイムオーバーで入線[9] [10]。その後もダイユウサクには2戦騎乗したが、最高は初めて逃げた3戦目の5着であった[7]。
1989年には3月26日の中京第11競走中京スポーツ杯で浜田光正厩舎のミントダッシュに騎乗し、障害転向前のシンボリクリエンスの2着[11]、6月26日の中京第10競走御嶽特別では同厩・同馬主のミントスターに騎乗し、弟弟子の熊沢重文が騎乗するダイユウサクの2着[12]となった。
1993年には11月28日の中京第3競走3歳新馬で単勝1.2倍の1番人気に支持されたエイシンワシントンに騎乗し[13]、3馬身差の逃げ切り勝ちを収め[14]、勝ち時計は1分9秒3のレコードタイム[15]とデビュー戦から持ち前のスピードを発揮[16]させた。溝橋がエイシンワシントンに騎乗したのは新馬戦だけで、後は引退まで熊沢が騎乗した[13]。
1993年は根岸ステークスで16頭中14番人気のエイシンオレゴンに騎乗して3着[17]に入り、4年ぶりで最後の2桁となる13勝[6]をマーク。
1995年6月24日の中京第1競走4歳未勝利・ツキノキャメルが最後の勝利[18]となり、同馬に騎乗した1996年3月16日の阪神第12競走4歳以上500万下(8頭中6着)を最後に引退[19]。
騎手成績
通算成績 |
1着 |
2着 |
3着 |
4着以下 |
出走回数 |
勝率 |
連対率
|
平地
|
107
|
93
|
101
|
1135
|
1436
|
.075
|
.139
|
障害
|
11
|
4
|
4
|
41
|
60
|
.183
|
.250
|
計
|
118
|
97
|
105
|
1176
|
1496
|
.079
|
.144
|
- 主な騎乗馬
脚注