源 元長(みなもと の もとなが)は、平安時代前期の皇族・貴族。光孝天皇の皇子で、光孝第一源氏。官位は従四位上・下野権守。
経歴
清和朝の貞観5年(863年)二世王の蔭位により无位から従四位下に直叙される。貞観12年(870年)2月に同じ時康親王の子息である兄弟の兼善王・是忠王・是貞王らと共に合わせて14名が源朝臣姓を与えられて臣籍降下し、同年12月に次侍従に任ぜられる。
のち、従四位上・下野権守に叙任されるが、父の時康親王が即位(光孝天皇)する前年の元慶7年(883年)卒去。
官歴
注記のないものは『日本三代実録』による。
脚注
参考文献