PROFILPELAJAR.COM

湘南工業短期大学
大学設置	1950年
廃止	1951年
学校種別	私立
設置者	財団法人湘南工業専門学校
本部所在地	神奈川県横浜市戸塚区矢部町越の下828
学部	金属工業科; 化学工業科
	テンプレートを表示

湘南工業短期大学（しょうなんこうぎょうたんきだいがく）は、神奈川県横浜市戸塚区矢部町越の下828^{[注 2]}^[1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1950年に設置され、1951年に廃止された。1950年4月に初の入学者を受け入れてから1年と経たない1951年3月14日付けで正式に廃止された^[2]ため、卒業生を送り出すことなく消滅した。なお、湘南工科大学との関連はない。

概要

大学全体

財団法人湘南工業専門学校^{[注 1]}により1950年神奈川県横浜市戸塚区内に設置された日本の私立短期大学 ^[3]。
東亜特殊製鋼によって1945年に設置^[4]された東亜冶金工業専門学校を源流としており^[5]、1950年4月より2つの学科を置いて開学^[6]^[7]。
しかし、私立学校法附則第3項に規定する手続きを行わなかったため学校教育法第2条により存続を認められず、1951年 3月14日付けで廃校となる^[8]^{[注 3]}

沿革

1945年 3月20日当時の文部大臣^{[注 4]}である兒玉秀雄により東亜冶金工業専門学校の設置が専門学校令に基づき認められる。それにより同年4月横浜市にて開校^[10]。
1946年 11月湘南冶金工業専門学校に改称^[5]^[11]。
1949年10月短期大学の設置認可に関する申請を以下の通り行う^[12]^[13]。
- 短期大学名 湘南工業短期大学
- 設置学科及び入学定員
  - 金属工業科 50名
  - 化学工業科 50名
  - 機械工業科 50名
  - 工業経済科 100名
1950年3月14日 湘南工業短期大学の設置が認められる^[2]。但し、以下の内容に変更された上で4月をもって開学^[14]^[15]。
- 短期大学名湘南工業短期大学→変更なし
- 設置学科及び入学定員
  - 金属工業科 50名→60名^[16]^[15]
  - 化学工業科 50名→60名^[16]^[15]
  - 機械工業科 50名→不認可
  - 工業経済科 100名→不認可
1951年 3月14日正式廃止^[2]。

基礎データ

所在地

神奈川県横浜市戸塚区矢部町越の下828^{[注 2]}^[17]

学生数

前身である湘南工業専門学校の1949年4月30日時点での学生数は、男116となっている^[18]^{[注 5]}

教育および研究

組織

学科

金属工業科：入学定員60名^[16]^[15]
化学工業科：入学定員60名^[16]^[15]

専攻科

なし

別科

なし

大学関係者と組織

大学関係者一覧

大学関係者

加藤衛：1948年、前身である湘南工業専門学校の教員に就任。担当科目は「ドイツ語」^[19]

出典

^ 横浜歴史年表より。
^ ^a ^b ^c 短期大学一覧昭和27年度 (短期大学資料 ; 第5号)より。
^ 日本教育年鑑 1951年版より。
^ 天野郁夫『新制大学の誕生　上』p.137より。
^ ^a ^b 羽田貴史『戦後大学改革』 1999年、p.153より。
^ 大學入學資格検定試験受験法より。
^ 官報 1950年09月14日-文部省告示第54號-より。
^ 官報 1951年10月25日-文部省告示第56號-より。
^ 文部統計要覧昭和38年度版より。
^ 官報 1945年03月30日-文部省告示第51號-より。
^ 官報 1946年12月21日-文部省告示第128號-より。
^ 全国学校名鑑昭和25年版より。
^ 旺文社1950-01, p. 88.
^ 文部省c, p. 4.
^ ^a ^b ^c ^d ^e 文部省d, p. 7.
^ ^a ^b ^c ^d 短期大学一覧昭和25年5月1日現在より。
^ 日本職員録昭和26年版より。
^ 全国学校総鑑より。
^ 所長、加藤衛の略歴より（2013年4月8日閲覧。）

参考文献

注釈

^ ^a ^b 学校法人が発足する前に廃止されている。
^ ^a ^b 現在、「横浜市戸塚区矢部町」はあるが、現在は当時の住居表示とは異なっている。
^ 学校法人とならなかったためという理由もある^[9]。
^ 現在の文部科学大臣にあたる。
^ 左記資料には、『三相南工業専門学校』と表記されているが、『湘南工業専門学校』の誤植である。

この項目は、短期大学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:教育/PJ大学）。

[”A”-3] 横浜歴史年表より。

[”V”-4] 短期大学一覧昭和27年度 (短期大学資料 ; 第5号)より。

[”B”-5] 日本教育年鑑 1951年版より。

[前身-6] 天野郁夫『新制大学の誕生　上』p.137より。

[戦後大学改革-7] 羽田貴史『戦後大学改革』 1999年、p.153より。

[”U”-8] 大學入學資格検定試験受験法より。

[Q-9] 官報 1950年09月14日-文部省告示第54號-より。

[”X”-10] 官報 1951年10月25日-文部省告示第56號-より。

[11] 文部統計要覧昭和38年度版より。

[”Z”-14] 官報 1945年03月30日-文部省告示第51號-より。

[”Y”-15] 官報 1946年12月21日-文部省告示第128號-より。

[”T”-16] 全国学校名鑑昭和25年版より。

[FOOTNOTE旺文社1950-0188-17] 旺文社1950-01, p. 88.

[FOOTNOTE文部省c4-18] 文部省c, p. 4.

[FOOTNOTE文部省d7-19] 文部省d, p. 7.

[”S”-20] 短期大学一覧昭和25年5月1日現在より。

[”W”-21] 日本職員録昭和26年版より。

[”R”-22] 全国学校総鑑より。

[24] 所長、加藤衛の略歴より（2013年4月8日閲覧。）

[法人-1] 学校法人が発足する前に廃止されている。

[所在地-2] 現在、「横浜市戸塚区矢部町」はあるが、現在は当時の住居表示とは異なっている。

[12] 学校法人とならなかったためという理由もある^[9]。

[大臣-13] 現在の文部科学大臣にあたる。

[”Z”-23] 左記資料には、『三相南工業専門学校』と表記されているが、『湘南工業専門学校』の誤植である。

[注 1]

[注 2]

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[注 3]

[注 4]

[10]

[11]

[12]

[13]

[14]

[15]

[16]

[17]

[18]

[注 5]

[19]

[9]

湘南工業短期大学

概要

大学全体

沿革

基礎データ

所在地

学生数

教育および研究

組織

学科

専攻科

別科

大学関係者と組織

大学関係者一覧

大学関係者

出典

参考文献

関連項目

関連サイト

注釈

Read other articles: