渡辺 則綱(わたなべ のりつな)は、江戸時代中期の紀州藩士。渡辺主水家3代当主。
元禄10年(1697年)、渡辺恭綱の子として誕生した。
享保15年(1730年)2月、兄・豊綱が死去し、その嫡男・松之助(親綱)が幼いため、同年3月に藩命で家督と知行2000石を相続し、松之助を嫡子とする。大寄合となる。同年9月、松平図書に代わって城代となり、与力足軽も預かる。
寛保2年(1742年)6月25日死去。享年46。