海雲台区(ヘウンデく)は、大韓民国釜山広域市の南東に位置する区。
海雲台ビーチがあり、韓国を代表する国際的なリゾート地として有名。それとともに、大規模なニュータウンを擁する郊外住宅地区でもある。
地理
海雲台区は、水営湾の東側沿岸の海雲台一帯から後方の山中に広がる。区域の西に水営江が流れ、これをほぼ境界として水営区・東萊区と隣接。西北に金井区、東で機張郡と接する。
最高峰は海雲台海水浴場の背後、区域の中央部に位置する萇山(634m)。
歴史
1990年代にはニュータウン(海雲台新市街地、12万人を計画)を造成した。釜山市民の約10%が本区に暮らしている。
- 1953年9月 - 右洞・中洞・佐洞を管轄する海雲台出張所が発足。
- 1957年1月 - 釜山市区制実施に伴い東萊区域となる。
- 1963年1月 - 釜山市が直轄市になる。
- 1976年5月 - 市直轄出張所に昇格。
- 1978年1月 - 東萊区盤如洞・盤松洞を編入。
- 1980年4月1日 - 東萊区佐洞・中洞・右洞・松亭洞・石坮洞・盤如洞・盤松洞・栽松洞(海雲台出張所の管轄地域)が分立し海雲台区が発足。
- 1994年8月31日 - 観光特区に指定される。
行政
法定洞は8洞、行政洞は18洞からなる。区庁は中洞(中1洞)にある。区庁長は裵德光。
行政洞 |
法定洞
|
佑第1洞 |
佑洞
|
佑第2洞
|
佑第3洞
|
中第1洞 |
中洞
|
中第2洞
|
佐第1洞 |
佐洞
|
佐第2洞
|
佐第3洞
|
佐第4洞
|
松亭洞 |
松亭洞
|
盤如第1洞 |
盤如洞
|
盤如第2洞
|
盤如第3洞
|
盤如第4洞
|
盤松第1洞 |
盤松洞、石坮洞
|
盤松第2洞 |
盤松洞
|
栽松第1洞 |
栽松洞
|
栽松第2洞
|
- 警察
- 消防
姉妹都市
- 国内
- 国外
交通
- 韓国鉄道公社(KORAIL)
- 釜山交通公社(Humetro)
脚注
外部リンク