活水女子短期大学

活水女子短期大学
大学設置 1950年
創立 1879年
廃止 2005年
学校種別 私立
設置者 学校法人活水学院
本部所在地 長崎県長崎市東山手町1-50[注釈 1]
学部 英語科
生活学科[注 1]
研究科 食物栄養専攻
英文専攻[注 2]
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活水女子短期大学(かっすいじょしたんきだいがく、英語: Kwassui Women's Junior College)は、長崎県長崎市東山手町1-50[注釈 1]に本部を置いていた日本私立大学である。1950年に設置され、2005年に廃止された。大学の略称は活短。

概要

大学全体

建学の精神(校訓・理念・学是)

  • 学是は「キリスト教精神による全人的教育」となっている。

教育および研究

  • キリスト教精神による全人的教育が特徴となっていたことから、「キリスト教学」といった一般教育科目やチャペルアワーなどがあった。

学風および特色

沿革

女学校時代

  • 1879年
    • 12月 エリザベス・ラッセル宣教師によって東山手16番地に女学校が創立される(創立時の正式な校名は不明)。
  • 1881年
    • 8月 - 校名を「活水女学校」と定める[注 5]
  • 1884年
    • 10月 蛍雪会を創設。
  • 1887年
    • 4月 - 初等科・中等科高等科・音楽科・技芸部を設置。
  • 1892年
    • 6月 - 活水同窓会が発足。
  • 1911年
    • 4月1日
      • 中等科と高等科を統合し、大学部に改編。これとは別に専門部を設置する。
      • 初等科を高等女学部に改組。
      • 小学部課程の修業年限を6年とする。
  • 1918年
    • 7月 校章を制定。

女学校・女子専門学校併設時代

短期大学の設立以後

基礎データ

所在地

象徴

教育及び研究

学科

  • 英語科 入学定員60名[注釈 7]
  • 生活学科 入学定員100名[注釈 7]
    • 生活専攻→生活学科
    • 食物栄養専攻 入学定員90名[注 35]
  • 音楽科
  • 日本文学科 入学定員90名[注 36]

専攻科

  • 食物栄養専攻 入学定員30名:食物栄養系の短期大学卒業者が上級クラスの栄養職を目指すひとのための専攻課程で大学評価・学位授与機構に認定されていた。
  • 音楽専攻 入学定員10名[注 37]
  • 英文専攻 入学定員30名[注 38]

取得資格

教職課程

その他の資格

研究

  • 『活水論文集』[108]

学生生活

部活動等

学園祭

  • 活水女子短期大学の学園祭は「蛍雪会」と呼ばれ、1884年より続いていた伝統ある学園祭となっていた。

大学関係者と組織

大学関係者組織

  • 活水女子短期大学には同窓会組織があり、活水学院が創設された時分に創立された。
  • 父母会が1981年に創設された。

著名な出身者

キャンパス

  • 図書館・体育館・学生寮

卒業後の進路

編入学・進学実績

他大学との協定

欧米

アジア・オセアニア

関連項目

関連サイト

注釈

注釈グループ

  1. ^ a b 活水女子大学東山手キャンパス現在地。
  2. ^ a b 活水女子大学へ全面転換のため平成16年度より学生募集停止[1][2]
  3. ^ 出典[4][5]
  4. ^ a b 現在の文部科学省
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv bw bx by bz ca cb cc cd ce cf cg ch のみ
  6. ^ a b 1996年5月28日をもって正式に廃止となる[70]
  7. ^ a b 最終募集となった2003年における体制[92][93]
  8. ^ a b 最終募集となった1993年における体制[95]1993年度の資料[72]及び1994年度のそれ[73]とを見比べた結果からも見いだせる。

補足

  1. ^ ほか学科も参照のこと。
  2. ^ ほか専攻科も参照のこと。
  3. ^ 出典[1][2]
  4. ^ うち私立短期大学132校
  5. ^ 聖書ヨハネによる福音書第4章14節より。「しかし、わたしが与える水を飲む者は、いつまでも、かわくことがないばかりか、わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る水が、わきあがるであろう」にちなむ。
  6. ^ 短期大学名 活水女子短期大学
  7. ^ 出典[6][7][8]
  8. ^ 出典[9][10]
  9. ^ 出典[11][12][13][14]
  10. ^ 出典[15][16]
  11. ^ 右記資料がその記載の初見となっている[18]が、昨年度の資料[19]及び本年度のそれ[20]とを見比べた結果からも判断できる。
  12. ^ 右記資料も参照のこと[23]。従来の音楽科2年制課程は、同年3月31日をもって一旦、廃止となる[24]
  13. ^ 出典[26]昨年度の資料[27]及び本年度のそれ[28]も其々参照のこと。
  14. ^ 出典[31][32]昨年度の資料[33]及び本年度のそれ[34]も其々参照のこと。
  15. ^ 出典[35][36]
  16. ^ 出典[39]昨年度の資料[40]及び本年度のそれ[41]も其々参照のこと。
  17. ^ 右記資料も参照のこと[44]
  18. ^ 出典[47][48][49]昨年度の資料[50]及び本年度のそれ[51]も其々参照のこと。
  19. ^ 項目はあるが、学生総数の記載なし。
  20. ^ 出典[57][58][59]昨年度の資料[60]及び本年度のそれ[61]も其々参照のこと。
  21. ^ 出典[64][65]
  22. ^ 出典[67]。うち1回生 691[68]
  23. ^ 平成6年度より学生の募集を停止[69]
  24. ^ 出典[69]昨年度の資料[72]及び本年度のそれ[73]も其々参照のこと。
  25. ^ 平成8年度より学生の募集を停止[75]
  26. ^ 1997年5月30日をもって正式に廃止となる[76]
  27. ^ 出典[80][81]
  28. ^ 出典[82]学位授与機構に認定される[83]
  29. ^ 出典[86][87]
  30. ^ 平成14年度より学生の募集を停止[88][89]
  31. ^ 出典[88][89]
  32. ^ 昨年度入学生までの生活学科生活専攻における入学定員数を据え置く形をとる。
  33. ^ 出典[4][5]
  34. ^ 出典[90][91]
  35. ^ 最終募集となった2001年における体制[86][87][94]
  36. ^ 最終募集となった1995年における体制[96]
  37. ^ 最終募集となった1963年度における体制[97]。にもかかわらず。右記資料では1955年度限りで廃止と記載あり[98]
  38. ^ 最終募集となった1982年度における体制[99][100]1983年3月31日をもって正式に廃止となる[101][102]
  39. ^ 右記資料も参照のこと[103]
  40. ^ 出典[94]。家政科の時代には保健の免許も授与されていた[104]
  41. ^ 出典[94]1950年4月1日付けで栄養士養成施設に指定される[106][107]

出典

  1. ^ a b 文教協会'2004.
  2. ^ a b 文部科学省高等教育局'2004.
  3. ^ 官報 1950年09月14日より。
  4. ^ a b 文教協会'2006.
  5. ^ a b 文部科学省高等教育局'2006.
  6. ^ 文部省a, p. 36.
  7. ^ 文部省b, p. 1.
  8. ^ 日本教育年鑑より。
  9. ^ 全国学校名鑑 昭和25年版より。
  10. ^ 旺文社1950-01, p. 33.
  11. ^ 文部省c, p. 5.
  12. ^ 全国大学大観 昭和30年版より。
  13. ^ 戦後高等教育の展開と課題 (指導科報告シリーズ ; no.5)より。
  14. ^ 日本大学大鑑 1977年版より。
  15. ^ 短期大学一覧 昭和25年5月1日現在より。
  16. ^ 文部省d, p. 9.
  17. ^ 学校法人名簿 昭和32年度より。
  18. ^ 短期大学一覧 昭和28年度 (短期大学資料)より。
  19. ^ 短期大学一覧 昭和26年度 (短期大学資料 ; 第3号)より。
  20. ^ 短期大学一覧 昭和27年度 (短期大学資料 ; 第5号)より。
  21. ^ 短期大学一覧 昭和29年度 (短期大学資料)より。
  22. ^ 文部省'54, p. 1382.
  23. ^ 大学資料 (1)より。
  24. ^ 短期大学一覧 昭和30年度 (短期大学資料 ; 第13号)より
  25. ^ 文部省'58, p. 26.
  26. ^ 短期大学一覧 昭和41年度 (短期大学資料)より。
  27. ^ 短期大学教育 (19)より。
  28. ^ 短期大学教育 (20)より。
  29. ^ 文部省'66, p. 42.
  30. ^ 文部省'67, p. 44.
  31. ^ 文部省学術局'1968, p. X.
  32. ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)−私立短期大学−より。
  33. ^ 短期大学教育 (22)より。
  34. ^ 短期大学教育 (24)より。
  35. ^ 文部省学術局'1968, p. Y.
  36. ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)−専攻科−より。
  37. ^ 文部省'68, p. 46.
  38. ^ 文部省'70, p. 47.
  39. ^ 文部省大学局技術教育課'1976.
  40. ^ 短期大学教育 (33)より。
  41. ^ 短期大学教育 (34)より。
  42. ^ 文部省'76, p. 54.
  43. ^ 文部省大学局技術教育課'1977.
  44. ^ 短期大学教育 (35)より。
  45. ^ 文部省'77, p. 54.
  46. ^ 全国学校総覧 昭和54年版より。
  47. ^ 全国短期大学一覧 昭和57年度より。
  48. ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和57年度より。
  49. ^ 大学資料 (83)より。
  50. ^ 短期大学教育 (38)より。
  51. ^ 短期大学教育 (39)より。
  52. ^ 全国学校総覧 昭和58年版より。
  53. ^ 全国学校総覧 昭和59年版より。
  54. ^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
  55. ^ 文部省'85, p. 71-72.
  56. ^ 文部省'86, p. 72.
  57. ^ 文教協会'1987.
  58. ^ 文部科学省高等教育局'1987.
  59. ^ 大学資料 (101)より。
  60. ^ 短期大学教育 (43)より。
  61. ^ 短期大学教育 (44)より。
  62. ^ 文部省'87, p. 74.
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  64. ^ 文教協会'1991.
  65. ^ 文部省高等教育局'1991.
  66. ^ 文部省'91, p. 83.
  67. ^ 文部省'92, p. 85.
  68. ^ 旺文社'1992.9, p. 440.
  69. ^ a b 文教協会'1994.
  70. ^ 文教協会'1997.
  71. ^ 文部省'93, p. 87.
  72. ^ a b 短期大学教育 (50)より。
  73. ^ a b 短期大学教育 (51)より。
  74. ^ 文部省'94, p. 89.
  75. ^ a b 文教協会'1996.
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  77. ^ 文部省'95, p. 91.
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  80. ^ 文教協会'1998, p. X.
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  97. ^ 短期大学一覧 昭和38年度 (短期大学資料)より。
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  100. ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和57年度より。
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  106. ^ 官報 1950年12月12日より。
  107. ^ 現行法規総覧 第10編 厚生3より。
  108. ^ 活水論文集より。

参考文献

1949年短大設置申請分

教員養成機関

全国学校総覧

全国短期大学高等専門学校一覧

全国短期大学一覧

文部省

文部科学省

日本の私立短期大学

短期大学受験案内(晶文社)

蛍雪時代

大学改革支援・学位授与機構