江草 安彦(えぐさ やすひこ、1926年(大正15年)9月10日 - 2015年(平成27年)3月13日)は日本の医師、社会福祉事業者、教育者。学位は医学博士。岡山県名誉県民[1]。
人物
岡山県笠岡市生まれ[2]。旧制広島県立福山誠之館中学校卒業後、岡山医科大学付属医科専門部(現岡山大学医学部)に進学し、勤務医を経て総合医療福祉施設・社会福祉法人旭川荘の創設に参加、旭川荘の第2代理事長となる。後に名誉理事長となった。2015年3月13日、心不全のため死去[3]。88歳没。叙従四位[4]。
岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター教授の江草正彦は息子。
履歴
賞歴
- 1977年(昭和52年)厚生大臣表彰
- 1980年(昭和55年)山陽新聞賞受賞[2]
- 1981年(昭和56年)内閣総理大臣表彰
- 1983年(昭和58年)朝日社会福祉賞受賞
- 1988年(昭和63年)藍綬褒章受章
- 1995年(平成7年)三木記念賞受賞[2]
- 1997年(平成9年)中国・上海市栄誉市民称号授与[2]
- 1998年(平成10年)岡山県川上郡川上町名誉市民称号授与
- 2000年(平成12年)日本医師会最高優功章受章
- 2001年(平成13年)保健文化賞
- 2005年(平成10年)岡山県高梁市名誉市民称号授与
- 2006年(平成18年)瑞宝重光章受章[2]
脚注
- ^ 岡山県名誉県民 - 岡山県ホームページ(総務学事課)
- ^ a b c d e f g h “江草安彦 旭川荘名誉理事長が死去 障害児らの療育に尽力”. 山陽新聞デジタル (山陽新聞社). (2015年3月13日). http://www.sanyonews.jp/article/146004/1/ 2015年3月19日閲覧。
アーカイブ 2015年3月14日 - ウェイバックマシン
- ^ “旭川荘名誉理事長の江草安彦さん死去”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2015年3月13日). http://www.asahi.com/articles/ASH3F53Y9H3FPPZB00S.html 2015年3月14日閲覧。 アーカイブ 2016年3月7日 - ウェイバックマシン
- ^ 『官報』第6518号、平成27年4月21日
- ^ a b “江草安彦氏が死去 社会福祉法人旭川荘名誉理事長”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2015年3月14日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG13HHB_T10C15A3CZ8000/ 2015年3月19日閲覧。
外部リンク