江戸堀(えどぼり)は、大阪府大阪市西区の町名。現行行政地名は江戸堀一丁目から江戸堀三丁目。
地理
大阪市西区の北部に位置。北は土佐堀および北区中之島、南は京町堀、西は新なにわ筋を挟んで江之子島、東は阪神高速1号環状線を挟んで中央区北浜・今橋・高麗橋にそれぞれ接する。
河川
歴史
江戸堀地域の地図(『最新調査大大阪市街全図表』 昭和16年 (
1941年))
地名の由来
1617年(元和3年)に開削された江戸堀川沿いに町域が位置したことに由来。堀川の名称起源は、はっきりしておらず、徳川幕府の統治下に入って最初に掘った堀割を記念して付けたものと思われる。
1931年(昭和6年)まで、西端部に雑喉場魚市場があった。
町名の変遷
江戸時代は大坂三郷北組に含まれ、町名は、船町・斎藤町・白子裏町(しろこうらまち)・布屋町・江戸堀1 - 5丁目・玉沢町・麹町・櫂屋町(かいやまち)・道空町(どうくうちょう)・山田町・雑喉場町(ざこばちょう)となっていた。
1871年(明治4年)に江戸堀1 - 5丁目のうち江戸堀川以北を北江戸堀1 - 3丁目、同以南を南江戸堀1 - 3丁目に改編。翌1872年(明治5年)に土佐堀裏町・江戸堀上通1 - 2丁目・江戸堀北通1 - 5丁目・江戸堀南通1 - 5丁目・江戸堀下通1 - 5丁目に改編。1926年(大正15年)に土佐堀裏町を土佐堀船町に改称。1961年(昭和36年)に土佐堀船町・江戸堀上通1 - 2丁目・江戸堀北通1 - 2丁目・江戸堀1 - 5丁目に改編。1977年(昭和52年)に江戸堀1 - 3丁目の現行行政地名を実施。
世帯数と人口
2019年(平成31年)3月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 |
世帯数 |
人口
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江戸堀一丁目
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1,384世帯
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2,152人
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江戸堀二丁目
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1,060世帯
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1,687人
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江戸堀三丁目
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1,688世帯
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3,049人
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計
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4,132世帯
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6,888人
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人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。なお、小学校・中学校入学時に学校選択制度を導入しており、通学区域もしくは隣接する校区の小学校・中学校から選択することも可能。
事業所
2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[11]。
丁目 |
事業所数 |
従業員数
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江戸堀一丁目
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846事業所
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14,725人
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江戸堀二丁目
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119事業所
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3,462人
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江戸堀三丁目
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93事業所
|
2,164人
|
計
|
1,058事業所
|
20,351人
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施設
- 企業・団体
- 教育機関
- 郵便局
- 金融機関
- 社寺
- 史跡
- パブリックアート
- アントワーヌ・ブールデル ─ 『自由(La Librt'e)』
- 本郷新 ─ 『太陽の母子像』
- 森下勲 ─ 『和』
- アリヨス・イエルチチ ─ 『ジパング』
- AD&A ─ 『FINDER-四角の中の空-』
- 田中毅 ─ (名称不明)
交通
鉄道
道路
- 高速道路
- 主要地方道
橋梁
その他
日本郵便
脚注
外部リンク