氷取沢町

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氷取沢町
町丁
大岡川源流付近
地図北緯35度21分43秒 東経139度36分20秒 / 北緯35.36189度 東経139.60547度 / 35.36189; 139.60547
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 横浜市
行政区 磯子区
人口情報2023年(令和5年)4月30日現在[1]
 人口 2,897 人
 世帯数 1,420 世帯
面積[2]
  1.153 km²
人口密度 2512.58 人/km²
設置日 1927年昭和2年)4月1日
郵便番号 235-0043[3]
市外局番 045(横浜MA[4]
ナンバープレート 横浜
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神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
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氷取沢町(ひとりざわちょう[5])は、神奈川県横浜市磯子区の地名。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施区域。面積は115.3ヘクタール[2]

地理

横浜市磯子区南部の丘陵地帯に位置する。北部は上中里町、東部は金沢区富岡西、東南部を金沢区能見台、南部を金沢区釜利谷町、南西部を栄区庄戸、西部を栄区上郷町、西北部を峰町と隣接する。地内西南部に大岡川の水源を有し、氷取沢市民の森を通過して東北の上中里町方向に流れている。

河川

  • 大岡川 - 当地内に水源を有し、西南部から東北方向に流れている。

山岳

  • 円海山 - 南側の山麓を有し、山頂は峰町に属する。

地価

住宅地の地価は、2023年令和5年)7月1日公示地価によれば、氷取沢町字中村315番1の地点で10万8000円/m2となっている[6]

歴史

古くは鎌倉時代より氷取沢とよばれる。当時は火取沢とも表記されることがあった。

地名の由来

当地内の沢より氷を取って北条高時に献上したことから。 確認されている文献中での最古の「氷取沢」表記は1322年。

また、「火取沢」と言う呼び名に関しては、 武器を作る鍛冶屋が多く存在した事が関係している様で、 歴史書『吾妻鏡』1213年(建保元)9月22日の条に、源実朝頼朝の次男)が火取沢を訪れた、と表記されているのが最古と言われている。 読み方は同じだが、相反する火と氷と言う表記は、とてもめずらしい。

沿革

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 久良岐郡の一部であった氷取沢村が笹下村・日野村・矢部野村・田中村・栗木村・上中里村・峰村と合併し、日下村の大字氷取沢となる。
  • 1927年(昭和2年)4月1日 - 日下村が横浜市に編入合併し、氷取沢町が新設される。
  • 1927年(昭和2年)10月1日 - 区制施行により、当地は磯子区の一部となる。

世帯数と人口

2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
氷取沢町 1,420世帯 2,897人

人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[7]
4,074
2000年(平成12年)[8]
3,816
2005年(平成17年)[9]
3,554
2010年(平成22年)[10]
3,503
2015年(平成27年)[11]
3,382
2020年(令和2年)[12]
3,309

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[7]
1,214
2000年(平成12年)[8]
1,227
2005年(平成17年)[9]
1,193
2010年(平成22年)[10]
1,240
2015年(平成27年)[11]
1,243
2020年(令和2年)[12]
1,267

学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[13]

番地 小学校 中学校
1010番地 横浜市立さわの里小学校 横浜市立浜中学校
1009番地以前
1011番地以降
横浜市立富岡中学校

事業所

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]

町丁 事業所数 従業員数
氷取沢町 67事業所 912人

事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[15]
61
2021年(令和3年)[14]
67

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[15]
734
2021年(令和3年)[14]
912

交通

バス

道路

施設

氷取沢市民の森

史跡

 観音やぐら

その他

日本郵便

警察

町内の警察の管轄区域は以下の通りである[17]

番・番地等 警察署 交番・駐在所
全域 磯子警察署 上中里交番

脚注

  1. ^ a b 令和5(2023)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和5年4月” (XLSX). 横浜市 (2023年5月10日). 2023年5月15日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ a b 横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
  3. ^ a b 氷取沢町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 氷取沢町の郵便番号”. 日本郵政グループ. 2010年1月4日閲覧。
  6. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年9月28日閲覧。
  7. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
  13. ^ 小・中学校等の通学区域一覧(通学規則 別表)”. 横浜市 (2021年8月5日). 2021年8月8日閲覧。
  14. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  15. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  16. ^ 郵便番号簿 2020年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年8月7日閲覧。
  17. ^ 交番案内”. 磯子警察署. 2021年8月21日閲覧。

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月。ISBN 4-04-001140-6