水産試験場(すいさんしけんじょう)は、水産に関する研究を行う機関。
日本では、奈良県を除く46都道府県や市町村(市が運営する水産試験場は広島市と長崎市にある)、大学、研究機関・大規模な水産会社などが設置する。
全国の水産試験場
都道府県立
市立
大学・研究機関立
廃止された水産試験場
- 台湾総督府水産試験場
- 1929年台湾各地の水産関連の試験場を台湾総督府水産試験場として統合。1933年基隆市社寮町(現・和平島)を本場とする。現在は台湾の行政院農業委員会水産試験所となっている。
- 樺太庁水産試験場
- 1918年樺太庁真岡支庁真岡郡蘭泊村に設置(大正7年勅令第191号)。1929年樺太庁中央試験所水産部に改編。1945年ソ連軍侵攻により機能停止。日本におけるイクラ製造の発祥。
- 南洋庁水産試験場
- 1937年コロール島に設置(昭和12年勅令第315号)。1945年敗戦に伴い機能停止。