武村 貞一郎(たけむら ていいちろう、1873年(明治6年)5月4日 - 1936年(昭和11年)8月17日) は、日本の実業家。元東神倉庫会長。東洋レーヨン発起人。
経歴
東京府士族。1893年に高等商業学校(現一橋大学)卒業後[1]、三井物産でドイツ帝国ハンブルクの開拓にあたり[2]、三井物産大阪支店長[3]、三井物産神戸支店長、三井物産機械部長[1]、三井物産取締役、東洋棉花取締役、日本レイヨン取締役などを務めた[4]。1918年には安川雄之助、南条金雄とともに三井物産常務取締役に就任し[5]、財務を統括した[6]。
1925年東洋レーヨン発起人[7]。1935年から東神倉庫会長を務めたが[8]、翌年死去した[9]。
脚注