梨谷大橋(なしたにおおはし)は富山県南砺市小来栖にある国道304号の道路橋である。
概要
一級河川庄川水系梨谷川を渡河する、橋長245 m、幅員8 m、鉄筋コンクリート製の永久橋である[1]。
1978年8月18日に近接する五箇山トンネルの取付道路として着工[2]、1980年12月に完成し[1]、1981年8月4日に完成式が挙行された。総工費は7億5,600万円[3]。ただし当時は五箇山トンネル掘削工事用道路として使用されていたため[1]、一般への開放は1984年3月10日の五箇山トンネル完成[4]になってからとなった。
脚注
- ^ a b c 『北日本新聞』1980年12月13日付朝刊21面『国道304号の梨谷大橋完成 平村 一般車への開放は59年』より。
- ^ 『北日本新聞』1979年8月19日付朝刊13面『304号線 城端端・大鋸屋バイパス・梨谷大橋 経済発展の動脈に 城端 起工と完成祝う』より。
- ^ 『北日本新聞』1981年8月5日付朝刊15面『五箇山トンネル起工 梨谷大橋完成 地元民ら渡り初め』より。
- ^ 『北日本新聞』1984年3月10日付朝刊1面『きょう盛大に開通式 県内最長・五箇山トンネル 3070メートル 午後一般開放』より。
関連項目