桑名郵便局(くわなゆうびんきょく)は三重県桑名市にある郵便局。民営化前の分類では集配普通郵便局であった。
概要
住所:〒511-8799 三重県桑名市中央町3-43
1871年(明治4年)の郵便制度発足にあたり東海道の各宿場に設けられた郵便取扱所を前身とする、日本で最も歴史ある郵便局の一つである。以降現在に至るまで、桑名の郵便事業の中心的な役割を果たし続けている。
沿革
- 1871年4月20日(明治4年3月1日) - 日本の近代郵便制度の創設とともに桑名郵便取扱所として開設[1]。
- 1873年(明治6年)4月 - 桑名郵便役所となる。
- 1875年(明治8年)1月1日 - 桑名郵便局(三等)となる。同年10月より為替取扱を開始。
- 1878年(明治11年) - 貯金取扱を開始。
- 1901年(明治34年)2月15日 - 桑名電信局に編入される形で、桑名郵便電信局となる。
- 1903年(明治36年)4月1日 - 通信官署官制の施行に伴い桑名郵便局となる。
- 1945年(昭和20年)4月1日 - 桑名市大字東方に東方分室を設置[2]。
- 1975年(昭和50年)11月17日 - 桑名市桑名から同市中央町三丁目に移転[3]。同日より和文電報受付および電話通話業務を開始[4]。
- 1998年(平成10年)9月1日 - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。
- 2007年(平成19年)3月5日 - 多度郵便局および長島郵便局からそれぞれ「511-01xx」「511-11xx」区域の集配業務を移管[5]。
- 2007年(平成19年)10月1日 - 民営化に伴い、併設された郵便事業桑名支店に一部業務を移管。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日本郵便株式会社発足に伴い、郵便事業桑名支店を桑名郵便局に統合。
取扱内容
周辺
アクセス
脚注
- ^ 山口修監修 『全国郵便局沿革録 明治編』 日本郵趣出版 1980年12月28日発行
- ^ 昭和20年通信院告示第134号(昭和20年4月4日付官報第5463号掲載)
- ^ 昭和50年郵政省告示第779号(昭和50年11月8日付官報第14655号掲載)
- ^ 昭和50年郵政省告示第821号(昭和50年12月2日付官報第14674号掲載)
- ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」平成19年2月26日発表分
外部リンク