枯葉剤 (緑) (Agent Green) は、アメリカ合衆国 が ベトナム戦争 で使用した、強力な除草剤・枯葉剤の1つのコードネーム。
名前は、容器に緑の縞があることに因む。枯葉剤(オレンジ、Agent Orange)を含む、虹枯葉剤(w:rainbow herbicides)の一つ。
1962 - 1964年に使用された。
成分
有効成分
2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸(フェノキシ系除草剤の一つ、枯葉剤全種の成分)
2,4,5-T の 副産物
ダイオキシン、 2,3,7,8-テトラクロロジベンゾパラジオキシン(2,3,7,8-TCDD、TCDD)
エージェント・ピンク(枯葉剤)と同じく、2,4,5-T が成分のほとんどであった為、オレンジ剤の何倍ものダイオキシンを含んでいた。
立ち枯れ病/パナマ病を引き起こすフザリウム属菌類 も、Agent Green と呼ばれる。
関連項目