林 岱樺(りん だいか、リン ダイフアー、1972年〈民国61年〉8月4日 - )は、中華民国(台湾)の政治家。民主進歩党所属の立法委員[1]。
経歴
2001年の第5回立法委員選挙で高雄県選挙区から出馬し、初当選。爽やかな人物像で当時の立法院長王金平から「国会の孫燕姿」と呼ばれた。2004年の第6回立法委員選挙でも再選された。
2008年の第7回立法委員選挙では、選挙区再編により高雄県第四選挙区から出馬したが、国民党候補に僅か1.77%の得票差で敗れ落選した。
落選後、陳水扁総統の任期が切れるまでの間約2か月間、教育部青年発展署主任委員に任命された。
2010年、高雄市第四選挙区の陳啓昱が立法委員を辞職することに伴い、翌年3月5日に行われた補欠選挙で70%近くの得票率を獲得し当選した。
2012年の第8回立法委員選挙では、高雄市第四選挙区から10万票を超える得票数で再選された。
2016年の第9回立法委員選挙では高雄市選挙区最多の122,722票、75.53%の得票率で再選された。
2020年の第10回立法委員選挙では、後述の同性婚法案に反対したことにも関連して得票率を約15%減らしたが、依然60%以上の得票率で再選された。
2024年の第11回立法委員選挙では、国民党と民衆党の統一候補に2倍近くの大差で破り、再選に成功した。
立法委員
同婚問題
2016年2月17日、林岱樺は民進党立法院党団研修会で「同性婚に関する民法改正については合意が得られておらず、内容には懸念がある」と公に述べた[2][3]。
2019年5月17日、民進党が立法院に提出した同性婚法案に民進党籍の立法委員68人の中で唯一反対票を投じた[4]。
選挙記録
出典
- ^ “第11屆立法委員選舉選舉公報 高雄市第4選舉區”. 中央選舉委員會. 2024年5月20日閲覧。
- ^ 黃揚明; 林靖堂 (2016年2月17日). “推婚姻平權修法 林岱樺質疑:這是黨內共識嗎?”. 蘋果日報 (台北[市]). オリジナルの2020年5月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200506232359/https://tw.appledaily.com/new/realtime/20160217/797578/ 2019年2月15日閲覧。
- ^ “林岱樺質疑同志平權是否為黨內共識 林萬億:仍有爭議”. 2020年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月20日閲覧。
- ^ “「同性二人結婚登記」蔣萬安7藍委投贊成 林岱樺13綠委跑票”. ETtoday新聞雲. (2019年5月17日). オリジナルの2019年5月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190517091839/https://www.ettoday.net/news/20190517/1446791.htm 2019年5月17日閲覧。
外部リンク