松竹遊楽館(しょうちくゆうらくかん)は、かつて北海道札幌市中央区南2条西3丁目(狸小路3丁目)に存在した映画館である。1910年(明治43年)に芝居小屋として開設。その後映画館に転身し、北海道内における松竹系列のチェーンマスターとして親しまれた。
沿革
データ
- 所在地:北海道札幌市中央区南2条西3丁目5-1[8]
- 観客定員数
- 松竹遊楽館1:763席( - 1991年2月)→414席(1991年8月 - [4])→368席(1998年 - 閉館まで[6])
- 松竹遊楽館2(SY遊楽→遊楽館2):280席( - 1991年2月)→264席(1991年8月 - [4])→232席(1998年 - 閉館まで[6])
主な上映作品
松竹遊楽館→遊楽館1
シリーズ作品
その他
SY遊楽→遊楽館2
脚注
注釈
- ^ 狸小路停留場は閉館時点で未開業。
- ^ その間、松竹の邦画は「札幌ピカデリー」で上映されていた。
- ^ このリニューアルオープン直後にスガイビル4階にあった「グランドシネマ」と5階の「シネマ5」「シネマロキシ」が閉館に追い込まれている。
- ^ 以後1997年(6月27日~6月30日)、1998年(7月3日~7月5日)、1999年(7月2日~7月3日)と4年連続で遊楽館が会場の一つに使用されている。
- ^ 併設していた「マリオンクレープ」は同年11月より狸小路2丁目の「タイトーステーション札幌狸小路2丁目店」(ニコービル1階・2016年9月オープン[8])に移転している[9]。
出典
- ^ “すすきの歴史背景(3)”. すすきのゼロ番地飲食店街. gooブログ (2012年7月1日). 2013年11月17日閲覧。
- ^ 「映画館」『キネマ旬報』1956年12月1日、第162号
- ^ 加藤登紀子 (2014年11月10日). “仙台、沖縄のほろ酔いコンサートも楽しみにね!”. Tokiko Now. Tokiko World(加藤登紀子オフィシャルサイト). 2016年12月3日閲覧。
- ^ a b c “松竹系の2映画館 改装終えオープン”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1991年8月11日)
- ^ “過去の環境衛生市長表彰について”. 生活衛生. 札幌市 (2016年3月26日). 2016年11月22日閲覧。
- ^ a b c “松竹 たそがれ老舗映画館 狸小路・遊楽館 来月に閉館 山田作品で締め”. 北海道新聞夕刊 (北海道新聞社). (2003年2月26日)
- ^ 和田由美 (2003年3月20日). “札幌の老舗映画館 相次ぎ閉館 コヤとシャシンと活動屋魂”. 北海道新聞夕刊 (北海道新聞社)
- ^ a b c “「タイトーステーション札幌狸小路店」10月31日閉店”. リアルエコノミー. (2017年10月12日). http://hre-net.com/keizai/keizaisougou/26785/ 2017年12月23日閲覧。
- ^ マリオンクレープ札幌狸小路2丁目店 [@Taito_marionsp] (2017年11月10日). "お久しぶりです(*´ω`*)本日タイトーステーション札幌狸小路2丁目店内にて移転リニューアルオープン致しました(๑>◡<๑)". X(旧Twitter)より2023年7月22日閲覧。
- ^ “北海道札幌市にモユクサッポロ開業「商店街とともに成長」”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2023年7月20日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC205GU0Q3A720C2000000/ 2023年7月22日閲覧。