松平 直敬(まつだいら なおよし、1870年6月29日(明治3年6月1日[1]) - 1942年(昭和17年)2月22日[1][2])は、明治から大正期の政治家、華族。貴族院子爵議員。
経歴
出雲母里藩知事・松平直哉の長男として生まれる[1][3]。
学習院で学んだ[3]。1894年(明治27年)12月、一年志願兵として近衛歩兵第1連隊に入隊し、陸軍歩兵少尉に任官した[2][3][4][5]。
1900年(明治33年)1月10日、前年末日の父の死去に伴い、子爵を襲爵した[1][3][4][5][6]。
1903年(明治36年)3月6日、貴族院子爵議員補欠選挙で当選し[7][8]、1911年(明治44年)7月9日まで2期在任した[3]。
1915年(大正4年)8月10日に隠居し[9]、同年8月30日に分家した[1]。
親族
脚注
- ^ a b c d e f g h 『平成新修旧華族家系大成』下巻、601-602頁。
- ^ a b 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』56頁。
- ^ a b c d e 『人事興信録 第4版』ま40頁。
- ^ a b 『大日本華族大鑑』171頁。
- ^ a b 『大日本人物誌』ま38頁。
- ^ 『官報』第4955号、明治33年1月11日。
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、12頁。
- ^ 『官報』第5900号、明治36年3月7日。
- ^ 『官報』第910号、大正4年8月13日。
- ^ 「津田眞澂先生の年譜」一般社団法人如水会
参考文献
- 筒井住蓮編『大日本華族大鑑』都通信社、1911年。
- 成瀬麟、土屋周太郎編『大日本人物誌 : 一名・現代人名辞書』八紘社、1913年。
- 人事興信所編『人事興信録』第4版、1915年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』下巻、霞会館、1996年。