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この項目では、貴族院議員について説明しています。旗本については「松平康春 (旗本)」をご覧ください。 |
松平 康春(まつだいら やすはる、1892年(明治25年)1月2日[1] - 1972年(昭和47年)3月18日[1][2])は、大正から昭和期の政治家、華族。貴族院子爵議員。旧名・正二郎[1]。
経歴
旧津山藩主家当主、子爵・松平康民の二男として生まれる[1][3]。1917年(大正6年)1月29日、康春と改名[4]。父の死去に伴い、1921年(大正10年)3月22日、子爵を襲爵した[1][5][6]。
学習院を経て[3]、1920年(大正9年)東京帝国大学理学部植物学科を卒業[2][5]。朝鮮銀行監事を務めた[5]。
1925年(大正14年)7月10日、貴族院子爵議員に選出され[7][8]、研究会に所属して活動し、1946年(昭和21年)4月25日に辞任するまで3期在任した[2][5][9]。この間、地方制度調査会委員、商工省委員、農商省委員を務めた[2]。
親族
脚注
- ^ a b c d e f g h i 『平成新修旧華族家系大成』下巻、588-590頁。
- ^ a b c d 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』57頁。
- ^ a b c 『華族畫報』上、430頁。
- ^ 『官報』第1346号、大正6年1月30日。
- ^ a b c d 『人事興信録』第14版 下、マ96頁。
- ^ 『官報』第2589号、大正10年3月23日。
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、34頁。
- ^ 『官報』第3869号、大正14年7月16日。
- ^ 『官報』第5797号、昭和21年5月15日。
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録』第14版 下、1943年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』下巻、霞会館、1996年。
- 杉謙二編『華族畫報』上、吉川弘文館、2011年(華族画報社大正2年刊の複製)。
関連項目