松塚バイパス(まつづかバイパス)は、福島県岩瀬郡鏡石町から須賀川市に至る国道118号のバイパス道路である。
概要
- 起点 - 岩瀬郡鏡石町蒲之沢
- 終点 - 須賀川市松塚
- 延長 - 3.4km
- 幅員 - 6.5(10.5)m
須賀川市の地域間の連絡強化と、福島空港へのアクセス強化のために2008年度から市町村合併支援道路整備事業として事業化された。起点の蒲之沢で既に整備されていた福島県道67号中野須賀川線と接続し、その先の一里坦交差点にて接続する国道118号バイパス区間(一里坦交差点 - 和田)を介することで須賀川市中心部を通過する国道118号現道を南側に迂回するバイパスルートを成す。釈迦堂川渡河部は既に須賀川市道として供用されていた路線800mを利用している。東北自動車道をアンダーパスする部分では、高速道路上の交通を確保しながら工事を行うためにHEP&JES工法を用い2年7ヶ月の短期間で竣工した。この事例が評価され、平成29年度全建賞を受賞している[1]。
沿革
道路施設
- 松塚上橋
- 須賀川市松塚に位置し、一級水系阿武隈川水系釈迦堂川支流の稲川を渡る。松塚バイパス整備に伴い、市町村合併支援道路整備事業として建設された。総工費は2億9300万円[7]。
接続路線
- 国道118号水戸方面・福島県道67号中野須賀川線(岩瀬郡鏡石町蒲之沢 起点)
- 国道118号会津若松方面(須賀川市松塚 終点)
脚注