東禅寺(とうぜんじ)は、東京都台東区にある曹洞宗の寺院。
歴史
1624年(寛永元年)、哲州和尚によって開山された。
境内には、あんパンを考案した木村屋(現・木村屋總本店)創業者の木村安兵衛夫妻の胸像がある[1]。
江戸六地蔵
当寺正面に銅造の地蔵菩薩坐像がある。これは「江戸六地蔵」の一つで、1710年(宝永2年)に2番目の像として造立された。当寺の地蔵は、他の地蔵のように鍍金加工したものではなく、弁柄色の漆を塗って金箔を貼ったものである。1999年(平成11年)に修復工事が行われている[1][2]。
文化財
- 銅造地蔵菩薩坐像(東京都指定有形文化財 昭和51年7月1日指定)[3]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 山折哲雄 監修、槇野修 著『江戸東京の寺社609を歩く 下町・東郊編(PHP新書)』PHP研究所、2011年
関連項目