東京都立町田総合高等学校(とうきょうとりつ まちだそうごうこうとうがっこう)は、東京都町田市木曽西三丁目にある都立高等学校である。通称は「町総」(まちそう)。
設置学科
- 総合学科
- 「暮らし」系列
- 「ひと」系列
- 「まち」系列
- 「自然」系列
概要
東京都立忠生高等学校(2009年3月廃校)と東京都立町田高等学校全日制家政科を統合改編し、都内で9校目となる総合学科設置校として2010年4月に開校。校地は旧忠生高の跡地を使用している。
沿革
- 2009年(平成21年)
- 9月24日 - 本校舎改修工事着工
- 10月 - 設置認可、校章決定
- 11月13日 - 校歌制定
- 2010年(平成22年)
- 4月1日 - 開校。都教育委員会より部活動推進指定校、世界に発信する日本の伝統・文化推進校に指定される
- 10月18日 - アスリートによる「1日校長先生」事業実施校に指定される
- 11月20日 - 開校記念式典
- 2011年(平成23年)6月4日 - グラウンド完成記念セレモニー
- 2012年(平成24年)4月1日 - 都教育委員会より世界に発信する日本の伝統・文化推進校に再指定、スポーツ教育推進指定校に指定される
- 2015年(平成27年)4月1日 - 都教育委員会より部活動推進指定校に再指定、言語能力向上拠点校、オリンピック・パラリンピック教育推進校に指定される。
- 2018年(平成30年)4月1日 - 都教育委員会よりアクティブ・ラーニング推進校に指定される
- 2019年(令和元年)
- 4月1日 - 都教育委員会よりスポーツ特別強化校、海外学校間交流推進校に指定される
- 6月18日 - 都教育委員会より西部学校経営支援センター特別指定校に指定される
- 11月8日 - 創立10周年記念式典
- 2021年(令和3年)4月1日 - 都教育委員会よりスポーツ特別強化校、海外学校間交流推進校に再指定、地域探究推進校、学力向上研究校に指定される
- 2022年(令和4年)4月1日 - 都教育委員会より地域探究推進校、海外学校間交流推進校に再指定、Sport-Science Promotion Clubに指定される
校歌
作詞・作曲を、シンガーソングライター・作詞家・作曲家の小椋佳が担当している。
部活動
- 運動部
-
- 空手部
- 女子硬式テニス部
- 男子硬式テニス部
- 男子サッカー部
- ソフトボール部
- ダンス部
- 軟式野球部
- 女子バスケットボール部
- 男子バスケットボール部
- バドミントン部
- バトントワリング部
- 女子バレーボール部
- ラクロス部
- 陸上部
- 文化部
-
- イラスト部
- 演劇部
- クッキング部
- 軽音楽部
- 光画部
- 吹奏楽部
- 和太鼓部
- 同好会
-
- アカペラ同好会
- かるた同好会
- 剣道同好会
- コンピュータ同好会
- 筝曲同好会
- 創作音楽同好会
- 天文同好会
- トレーニング同好会
- 文芸同好会
交通
高校関係者と組織
関連団体
高校関係者一覧
旧・町田高校家政科
旧・忠生高校
不祥事
- 2019年1月15日、ピアスをつけて登校した男子生徒と、それを咎めた指導担当の男性教諭が口論となった[2]。その際、男性教諭が男子生徒の顔を殴打し、倒れたところを引きずった様子を撮影した動画がネット上で拡散[3]。男子生徒は口の中が切れるけがをした[4]。17日、男性教諭は男子生徒と家族に「感情的になって申し訳なかった。今後二度としない」と謝罪。18日、学校が記者会見を開き、校長は体罰があったことを認め、謝罪。さらに、男性教諭が暴力を振るった背景の説明を避けたが「生徒に問題や指導すべきことがあったために手が出たのではない」と話し、生徒に落ち度はなかったとの認識を示した[5]。また、都知事の小池百合子は「これまでも、ガイドラインを作ったり、校内研修を行ってきたりしている。そういう中で、こういう事態が発生したことについて、私も残念に思う」とコメントしている[6]。
- なお、この件はNHKや民放各局も報じたが、一部の番組では男性教諭が暴行するシーンのみを流し、男子生徒が教諭に対して口にした暴言、誰が発したのかは不明だが「ツイッターで炎上させようぜ」といった言葉が切り取られているとして、批判の声が上がっている[7]。
Change.orgでは、「小さい脳みそでよく考えろ」ここまで言われて我慢できますか?町田総合高校~先生への体罰に対する寛容な処分を求める署名を!という署名運動もはじまっている。[8]
脚注
関連項目
外部リンク