東京都立北多摩高等学校(とうきょうとりつ きたたまこうとうがっこう)は、東京都立川市曙町三丁目にかつて存在した東京都立高等学校。
概要
通称は「北多摩」(きたたま)。町田高校・武蔵野北高校・三鷹高校と共に、多摩地域の2番手進学校としての地位にあった。
立川市立の商業高校としての創立が始まりである。のちに都立に移管し北多摩高等学校となった。その後、商業科は廃止され、普通科の全日制のみとなった。生徒は青梅線・東大和・武蔵村山方面の生徒が多かった。
2008年度、同敷地に立川国際中等教育学校が開校したため、北多摩高等学校の生徒募集は2010年度以降は行われず、2013年3月末をもって閉校した。北多摩高等学校卒業生の証明書発行等の事務は、立川国際中等教育学校が引き継いでいる。
沿革
教育目標
- 創造性にとみ、個性豊かな人を育てる
- 生涯にわたり、自ら学び心身をきたえる人を育てる
- 広い視野に立ち、国際社会の一員としての自覚と責任をもつ人を育てる
中高一貫校
都立高校の改革の一環として、中高一貫校の設置が進められた。既存の高校の敷地・設備を利用し、中学校・高等学校の6年制の学校に改める、というものである。多摩地区では本校の他に武蔵(2008年度に附属中学校開校)、南多摩(2010年度開校、母体は南多摩高等学校)、三鷹(2010年度開校、母体は三鷹高等学校)の4校が対象となっている。(附属中学校を併設するのではなく)中等教育学校となる場合、敷地内に中等教育学校を「新規に開校」し、6年後に母体校が閉校となるため、本校OBや関係者の一部では、母体校の伝統がどれだけ引き継がれるのかに関心が持たれている。立川国際中等教育学校では、本校と同じ校歌を引き継ぐ他、校章デザインも本校のデザインを基調としたもの(高等学校を示す「高」の部分を立川国際を示す「飾り文字のTK」に置き換えたもの)となっており、本校の伝統を引き継ごうとする方向性が打ち出されている。
部活動
部活動は、陸上、女子ラクロス部などが有名。
吹奏楽部は都大会金賞。
交通
著名な出身者
関連項目
外部リンク