木下 直之(きのした なおゆき、1954年(昭和29年) - )は、美術史研究者。東京大学名誉教授(文化資源学)、静岡県立美術館館長、神奈川大学国際日本学部歴史民俗学科教授[1]。専門は、博物館学、美術史、写真史、見世物研究。
経歴
著書
単著
- 『美術という見世物-油絵茶屋の時代』(平凡社、1993年)
- 『写真画論-写真と絵画の結婚』(岩波書店、1996年)
- 『博士の肖像』(東京大学出版会、1998年)
- 『ハリボテの町』(朝日新聞社、1996年、前半部のみ朝日文庫、1999年)
- 『世の途中から隠されていること-近代日本の記憶』(晶文社、2002年)
- 『わたしの城下町』(筑摩書房、2007年/ちくま学芸文庫、2018年)
- 『股間若衆 男の裸は芸術か』(新潮社、2012年)
- 『戦争という見世物 日清戦争祝捷大会潜入記』(ミネルヴァ書房〈叢書・知を究める〉、2013年)
- 『銅像時代 もうひとつの日本彫刻史』(岩波書店、2014年)
- 『近くても遠い場所 一八五〇年から二〇〇〇年のニッポンへ』晶文社 2016年
- 『せいきの大問題 新股間若衆』新潮社 2017年
- 『動物園巡礼』東京大学出版会 2018年
編著
- 『日本の写真家』(全40巻・別巻1)(飯沢耕太郎・長野重一共編)(岩波書店、1998年-2000年)
- 『見世物はおもしろい』(川添裕・橋爪紳也共編)(平凡社、2003年)
- 『講座日本美術史6 美術を支えるもの』(東京大学出版会、2005年)
- 『死生学4 死と死後をめぐるイメージと文化』(小佐野重利共編)(東京大学出版会、2008年)
- 『芸術の生まれる場』(編著)(東信堂、2009年)
- 『鬼がゆく 江戸の華神田祭』(福原敏男共編)(平凡社、2009年)
脚注
外部リンク