地球年代学層序学
地質年代区分 年代層序区分 定義数および概年数
累代 eon 累界 eonothem 4累代、各5億年以上
era erathem 10代、数億年程度
period system 22紀、数千万~数億年
epoch series 34世、数千万年
age stage 99期、数百万年
時代と層の対比
後期 late 上部 upper
中期 middle 中部 middle
前期 early 下部 lower

地質学での(き、英語: age)とは、地質時代をさらに分割した、時代区分の単位の一つである。地質学の時代区分としては最短のものである[1]

期の一覧

以下は期の名前と開始年代(単位は百万年前)の一覧である[2]

開始年代(百万年前)
メーガーラヤン 0.0042 Ma
ノースグリッピアン 0.0082 Ma
グリーンランディアン 0.0117 Ma
後期 0.0117 Ma
チバニアン 0.129 Ma
カラブリアン 1.80 Ma
ジェラシアン 2.58 Ma
ピアセンジアン 3.600 Ma
ザンクリアン 5.333 Ma
メッシニアン 7.246 Ma
トートニアン 11.63 Ma
サーラバリアン 13.82 Ma
ランギアン 15.97 Ma
バーディガリアン 20.44 Ma
アキタニアン 23.03 Ma
チャッティアン 27.82 Ma
ルペリアン 33.9 Ma
プリアボニアン 37.8 Ma
バートニアン 41.2 Ma
ルテシアン 47.8 Ma
ヤプレシアン 56.0 Ma
サネティアン 59.2 Ma
セランディアン 61.6 Ma
ダニアン 66.0 Ma
マーストリヒチアン 72.1 Ma
カンパニアン 83.6 Ma
サントニアン 86.3 Ma
コニアシアン 89.8 Ma
チューロニアン 93.9 Ma
セノマニアン 100.5 Ma
アルビアン 113.0 Ma
アプチアン 125.0 Ma
バレミアン 129.4 Ma
オーテリビアン 132.6 Ma
バランギニアン 139.8 Ma
ベリアシアン 145.0 Ma
チトニアン 152.1 Ma
キンメリッジアン 157.3 Ma
オックスフォーディアン 163.5 Ma
カロビアン 166.1 Ma
バトニアン 168.3 Ma
バッジョシアン 170.3 Ma
アーレニアン 174.1 Ma
トアルシアン 182.7 Ma
プリンスバッキアン 190.8 Ma
シネムーリアン 199.3 Ma
ヘッタンギアン 201.3 Ma
レーティアン 208.5 Ma
ノーリアン 227 Ma
カーニアン 237 Ma
ラディニアン 242 Ma
アニシアン 247.2 Ma
オレネキアン 251.2 Ma
インドゥアン 251.902 Ma
チャンシンジアン 254.14 Ma
ウーチャーピンジアン 259.1 Ma
キャピタニアン 265.1 Ma
ウォーディアン 268.8 Ma
ローディアン 272.95 Ma
クングーリアン 283.5 Ma
アーティンスキアン 290.1 Ma
サクマーリアン 293.52 Ma
アッセリアン 298.9 Ma
グゼリアン 303.7 Ma
カシモビアン 307.0 Ma
モスコビアン 315.2 Ma
バシキーリアン 323.2 Ma
サープコビアン 330.9 Ma
ビゼーアン 346.7 Ma
トルネーシアン 358.9 Ma
ファメニアン 372.2 Ma
フラニアン 382.7 Ma
ジベティアン 387.7 Ma
アイフェリアン 393.3 Ma
エムシアン 407.6 Ma
プラギアン 410.8 Ma
ロッコヴィアン 419.2 Ma
(空白) 423.0 Ma
ルドフォーディアン 425.6 Ma
ゴースティアン 427.4 Ma
ホメリアン 430.5 Ma
シェイウッディアン 433.4 Ma
テリチアン 438.5 Ma
アエロニアン 440.8 Ma
ラッダニアン 443.8 Ma
ヒルナンシアン 445.2 Ma
カティアン 453.0 Ma
サンドビアン 458.4 Ma
ダーリウィリアン 467.3 Ma
ダーピンジアン 470.0 Ma
フロイアン 477.7 Ma
トレマドキアン 485.4 Ma
第十期 489.5 Ma
ジャンシャニアン 494 Ma
ペイビアン 497 Ma
ガズハンジアン 500.5 Ma
ドラミアン 504.5 Ma
ウリューアン 509 Ma
第四期 514 Ma
第三期 521 Ma
第二期 529 Ma
フォーチュニアン 541.0 Ma

脚注

  1. ^ 地磁気逆転に由来するクロンChronozone/Chronと呼ばれるさらに短い区分も考えられているが、国際地質科学連合国際層序委員会(IUGS-ICS)では採用されていない。
  2. ^ 開始年代については地質系統・年代の日本語記述ガイドライン 2020年1月改訂版”. 日本地質学会 (2020年2月27日). 2020年9月27日閲覧。に拠った。ただし、原典では一部の年代については±が付記されているが、ここでは省いている。