朝田 のぼる(あさだ のぼる、1955年〈昭和30年〉11月9日 - 2023年〈令和5年〉10月19日) は、日本の演歌歌手。本名:山下 敏彦(やました としひこ)。血液型A型。福井県福井市出身。デビュー当時の所属事務所はサンミュージック、レコード会社は徳間音楽工業だった。
略歴
人物・エピソード
- 同郷で同じレコード会社の五木ひろしを思わせる雰囲気を持っており、本人も「大好きでいつもレコードを聴いています」と目標にしていた[2][11]。
- 都はるみに着物と楽屋暖簾を贈られたことがある[1]。
- 流しをしていた父は地元で歌謡教室を開いていた。自身2回目の出演となる「夜のヒットスタジオ」(1977年3月28日放送)では父のアコ―ディオン、その弟子のギターの伴奏で歌唱[12]。
- 少し気弱でのんびり屋だが、旅先からマメに社長宅へ手紙を出したり、90年代前半頃までは、元旦、社長宅に電話で新年の挨拶を入れたり、明朗で如才ない好青年との関係者評だった[1][2]。
- 「夜のヒットスタジオ」では、スター家庭訪問の映像で自身が投げているフリスビーを「僕のレコードです」と言ったり(初登場時)[2]、五木ひろしと並んでよく似てると言われ目を大きくして、五木に「なに白目開けて」と突っ込まれたり(2回目出演時)など、茶目っ気をのぞかせていた[12]。
ディスコグラフィ
シングル
#
|
発売日
|
A/B面
|
タイトル
|
作詞
|
作曲
|
編曲
|
規格品番
|
ミノルフォン
|
1
|
1976年5月1日
|
A面
|
白いスカーフ
|
阿久悠
|
市川昭介
|
竜崎孝路
|
KA-598
|
B面
|
新・流転
|
2
|
1976年9月1日
|
A面
|
渡り鳥のように
|
小林亜星
|
KA-1015
|
B面
|
まごころ
|
3[3]
|
1977年3月1日
|
A面
|
その日が来たら
|
KA-1045
|
B面
|
長崎フィナーレ
|
4
|
1977年6月
|
A面
|
気がかり三年
|
永山和雄
|
四方章人
|
KA-1060
|
B面
|
湖笛
|
鈴木淳
|
小杉仁三
|
5
|
1977年9月
|
A面
|
旅人よ
|
四方章人
|
竹村次郎
|
KA-1073
|
B面
|
波止場から
|
6
|
1978年3月
|
A面
|
うそ上手
|
|
|
|
KA-1109
|
B面
|
地獄花
|
|
|
|
7
|
1979年9月
|
A面
|
おやじの酒
|
里村龍一
|
足立おさむ
|
斉藤恒夫
|
KA-1172
|
B面
|
はぐれ鳥
|
弦哲也
|
8
|
1981年
|
A面
|
おとこの灯り
|
|
|
|
KA-2017
|
B面
|
青春
|
|
|
|
9[13]
|
1984年
|
A面
|
星占い
|
星野哲郎
|
叶弦大
|
薗広昭
|
KA-2127
|
B面
|
明日雲
|
ビクター音楽産業
|
10
|
1986年3月21日
|
A面
|
汐騒の女
|
水木かおる
|
徳久広司
|
池多孝春
|
SV-9107
|
B面
|
空港ホテル
|
日本エンカフォン
|
11[14]
|
2002年2月21日
|
01
|
望郷譜
|
結城忍
|
水野昭太郎
|
|
SVDA-127
|
02
|
男酒
|
|
|
|
12
|
2006年11月22日
|
01
|
なじみの酒場
|
菊池宏
|
只野通泰
|
只野通泰
|
SVCA-191
|
02
|
夕映えの町
|
13[14]
|
2009年3月20日
|
01
|
ああ母よ
|
勝田守
|
時ふみや
|
NEM-1167
|
02
|
兄弟傘[15]
|
万城たかし
|
桜田誠一
|
その他、都はるみとのデュエット・シングルなど。
アルバム
脚注
関連項目