『月刊挑戦者』または『挑戦者月刊』(繁体字: 《挑戰者月刊》)は台湾の全力出版が2004年5月から2008年6月まで発行していた月刊誌。4年2ヶ月で50号まで刊行された。毎月1日発売。編集長は林依俐。掲載内容は漫画、小説が中心で、ほかにゲームや映画を紹介する企画コーナーがあった。また、読者の投稿と交流を積極的に奨励していた。創作は台湾の作家によるものが中心だった(初期には手塚治虫など少数の日本の漫画作品や小説もあった)。表紙絵は50号すべて緒方剛志が担当した。
2008年6月1日発行の6月号を最後に正式に休刊となったが、同時にオンラインのコミックサイト「ComiComi」の計画に着手し、そこで雑誌作品の連載を継続した。
創刊号から2年半にわたって手塚治虫の短編漫画が掲載された。小説では、やはり創刊号から東野圭吾『名探偵の掟』(訳:林依俐)が連載され、その後、阿刀田高の短編集『コーヒー党奇談』(全12編)も連載された。芥川龍之介と宮沢賢治の短編小説も1編ずつ掲載されている。
ほかにも、菊地秀行インタビュー(2004年8月号、2005年5月号)、表紙絵担当の緒方剛志へのインタビュー(2005年6月号)、東野圭吾インタビュー(2005年7月号)など、日本の創作者に注目した企画があった。
また、『化物語』のイラストなどで知られるVOFANが第3号(2004年7月号)から「Colorful Dreams」を連載しており、阿刀田高の短編連載の際のイラストも担当している。
2007年8月現在、連載作品なし